クラブの中で最も買い替え頻度が高く、多くのゴルファーが悩みを抱えているのがドライバーだ。高反発クラブを規制するSLEルールが2008年1月に施行されてから、ヘッドは規定値いっぱいにまで大型化し、慣性モーメント(※)を大きくすることで、飛距離と直進安定性を確保してきた。だがここにきてヘッドの大型化も一段落。各メーカーが着目しはじめたのが、シャフトだ。ヘッドスピードを上げるため45インチを超える“ちょい長尺”仕様が一般化しつつある。一方で、アスリート向けモデルでは、400ccのヘッドが登場するなど、セミラージに回帰する傾向も見られる。 とはいえ実は新しいドライバーに施された工夫は、各社さまざま。本特集では、注目のモデルを順次、解説していく。まずはアベレージゴルファー向けのものから始め、後半はアスリートゴルファー向けの商品を紹介するようになっている。自分のスタイル、レベルに合う1本に目星を付ける
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