Windows 7はロケーションAPIを備えているが、位置情報を提供するサービスが統合されていない。位置情報の取得にGPSが必要になるため、WiFiベースの位置情報サービスSkyhook WirelessをサポートするMac OS XやiPhone OSに比べ、Windows 7では位置情報を利用したネイティブ・アプリケーションが少ない。こうした状況の打開を目指したRafael Rivera氏とLong Zheng氏の共同プロジェクトから「Geosense for Windows」が登場した。 Geosense for Windowsは、Windows 7のLocation and SensorsプラットフォームにWiFiベースの位置情報を付与するソフトウエア・センサーだ。GPSを備えていないWindows 7 PCでも、WiFiアダプターのみでロケーション・データを用いたアプリケーション