カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)は2月12日、緊急地震速報用スマホアプリ「MyShake」を発表した。 これはUC Berkeley地震研究所や米国地質調査所、カリフォルニア工科大学などを中心に、ドイツテレコムや防災科学技術研究所などの協力によって開発されたアプリ。気象庁などが提供する緊急地震速報を受信するのではでなく、ユーザー各自のスマホが内蔵する加速度計から地震の揺れを拾ってクラウドに送信、地震速報として再配信するしくみ。 もちろんスマホなので確実に地震の揺れを検出できるわけでなく、持ち歩いている時などは正確に揺れ情報を感知できない。研究では110×110kmエリア内に300のスマホがあればあれば十分信頼のおける地震速報となり、1秒未満の警告が揺れの到達前に可能としている(システム上、インストールされたスマホが多ければ多いほど精度が高くなる)。
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