2011年7月13日、福島県で大量に発生している高濃度放射性汚染下水汚泥の処分問題に関し、最終処分場のある柳津町が、受け入れ拒否の意向を福島県災害対策本部に伝えた。 (参考:埋め立て不能の高濃度放射性汚染・下水汚泥、スラグの行き場がない) image from 福島県下水道公社 福島県は、大量に発生している高濃度放射線汚染下水汚泥の最終処分場として、柳津町へ搬送する予定であった。この汚泥は、国の埋め立て基準である8000ベクレル/kgを下回っている。 ただし、受け入れ拒否を伝えた同町の井関町長は、町民の安全、風評被害を考えると受け入れはできないと伝えた。この意向に対し、県側は十分な配慮をするという回答に止まった。 今回県が搬送する予定であった汚泥は県北浄化センターで発生したものである。以前より、最終処分場として柳津町が受け入れを行っていたが、下水汚泥の放射性汚染の問題が表面化してからは、搬