オフィスで毎日のように出る使用済みの紙。裏紙として再利用しても、最終的にはシュレッダーにかけてゴミとして捨てるしかない。何とかうまく利用する方法はないだろうか? そんなビジネスパーソンの悩みを解決してくれる機械が、エコプロダクツ2008で紹介されていた。 コピー用紙を再生紙に 「世界初」の看板を掲げて明光商会のブースで紹介していたのが、「古紙再生装置(仮称)」。溶解機と紙すき機がセットになった装置で、使用済みのコピー用紙を原料として再生紙を作ることができるのだ。 溶解機に古紙を投入すると、ミキサーでドロドロに溶解してパルプ水とする。そして溶解機から送られてきたパルプ水を、紙すき機で乾燥させて再生紙とし、A4サイズにカットして排出するのだ。一連の作業は自動的に行われ、古紙を機械に入れれば、後は再生紙が排出されるのを待つだけだ。