インターワイヤードが7月に行った調査によると、電子マネーの利用率は62.1%と、前年から5.7ポイント上昇した。2005年の第1回調査から一貫して増加している。セブン&アイグループの「nanaco」やイオンの「WAON」が認知度、利用率を拡大した。 nanacoの認知度は64.9%と前年から4.1ポイント上昇、WAONは63.2%と、12.6ポイント伸びた。認知度トップの「Suica」(JR東日本)は80.5%、続く「PASMO」(パスモ)は70.3%、「Edy」(ビットワレット)は65.0%でそれぞれ前年とほぼ同じだった。 電子マネーの利用者にメインとして使っている1枚を尋ねたところ、「Suica」が22.0%でトップ。以下「Edy」が17.5%、「PASMO」が12.2%だが、いずれも前年から低下した。一方で「WAON」は11.8%、「nanaco」は9.0%と増加した。特に東北と中国