センメルヴェイス・イグナーツとは、19世紀に活躍した医者であり、世界で初めて消毒法の重要性を唱えた人物です。Googleのロゴなどで見た人もいるでしょう。 今では子どもからお年寄りまで毎日当たり前に行っている「手洗い」。しかし、170年前には「手洗い」が「消毒」になるという概念すらありませんでした。 センメルヴェイスは、医師たちに手洗いを徹底させ、産婦の死亡率を大幅に下げることに成功した名医なのです。当時は功績を認められずに批判され続けましたが、死後20年経ってから、その功績は高く評価されました。 現在の習慣に位置付けられた手洗いによる消毒。この手法を生み出したセンメルヴェイス・イグナーツとはどのような人物だったのでしょう。批判にも挫けず自分の信念を訴えて続けた彼の力強い生涯について、風邪にかかりやすく日々の手洗いが欠かせない筆者が紹介させていただきます。 この記事を書いた人 Webライタ