一昨日のエントリで「医師は労働者にあらず!??」を取り上げましたが、これはもちろん、医師会の会長さんの発言をあげつらったものではありますが、医師の労働時間について特有の問題があること自体は、日本に限らず他の諸国、とりわけ厳格な労働時間規制で知られるEU諸国でも(同じではありませんが)似たような問題が生じていることも確かです。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-4cf3.html その経緯については先日刊行した『EUの労働法政策』でも詳述したところですが、ここではやや古いですが、2010年に経営法曹会議で喋ったものを引用しておきます。 http://hamachan.on.coocan.jp/keieihousoueu.html (2)オプトアウトと待機時間をめぐる経緯 ところが、それだけではなくて、もう1つ、労働時
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