人気漫画キャラクターをラッピングした特別列車「マンガでつなGO東北 コミックトレイン」が7月23日から8月6日までの間の7日間、JR東北線、石巻線などを走る。JR東日本の仙台、盛岡両支社と出版3団体でつくる「<大震災>出版対策本部」が企画した。 3両編成のお座敷列車で、1号車に「ワンピース」、2号車に「ダイヤのA(エース)」、3号車に「名探偵コナン」の各主人公などが車体に描かれる。 7月23~25日は東北線と石巻線の仙台-女川間を1日1往復。30日は東北線の盛岡発仙台行きを1本、31日は釜石線花巻-釜石間の往復1本を運行。8月5、6日は磐越東線郡山-いわき間を1日1往復する。 7月23日と31日、8月6日は招待客を公募の上、貸し切り運転とする。それ以外は一般販売する。公募の詳細は後日、<大震災>出版対策本部ホームページ(HP)や河北新報紙上などで発表する。一般販売の詳細も決まり次第、
仙台ITアベニューのメーンストリートの宮城野通。右が象徴的な施設の仙台ソフトウエアセンター(NAViS)=2004年 仙台市や宮城県が出資するIT人材育成会社「仙台ソフトウエアセンター」(NAViS、宮城野区)が、2018年3月に解散する方針を決めたことが21日、分かった。 市によると、3月の取締役会で方針を決定し、今月中旬にあった株主総会で報告した。IT研修のニーズが多様化する中、売上高がピーク時(00年頃)の7~8億円からほぼ半減し、第三セクターとしての役割を終えたと判断した。 市が3月に公表した市行財政改革推進プランでも、NAViSへの出資の必要性の検証や関与の見直しが必要だと指摘されていた。 NAViSは1993年、IT産業の人材育成を目的に設立。東北電力や七十七銀行、仙台商工会議所も出資した。2007年に資本金12億7800万円を9億900万円に減資し、当時の累積債務と相殺
1階出入り口であった閉店セレモニーで、長年の利用を感謝する佐々木社長(中央)と従業員ら。最後まで見守った客からは「43年間ありがとう」と拍手が湧いた=7日午後7時ごろ 岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」が7日、閉店した。昭和の雰囲気が残る展望大食堂の味を記憶にとどめようと、多くの客が訪れた。同市の企業が老朽化した建物を改修した上で引き継ぎを目指すが、再開は未定。43年の歴史にいったん幕を下ろした。 百貨店前には午前6時半ごろから約200人が列を作った。大食堂は午前10時45分に開店。手作りワッフル150個は約10分で売り切れ、人気のナポリカツも午後1時半に完売した。 ハンバーグを注文した北上市の会社員佐々木春樹さん(37)は「10年前、故郷の名物の味を知ってほしくて妻を連れてきたんですよ」と思い起こす。横では妻の悠さん(32)が、息子の碧音ちゃん(1)に高さ25センチの名物ソ
東北福祉大国見キャンパス(仙台市青葉区)周辺に「学生通行禁止」と書かれた看板が複数置かれている問題で、同大が看板を設置した住民8人に、新ルートを通学路として認めるよう求める民事調停を仙台簡裁に申し立てたことが6日、分かった。第1回調停は7日に開かれる。 申立書によると、同大は2007年3月、JR仙山線福祉大前駅の開業に合わせ、駅前にステーションキャンパスを整備。敷地内に大学への近道となる通路を設け、学生は同駅と約300メートル離れた国見キャンパスを結ぶ最短ルートとして利用してきた。 最短ルート沿いの住民が08年4月、「学生の騒ぎ声がうるさい」などとして私道の通行禁止を求める仮処分を仙台地裁に申請。翌月、(1)講義のある日は最短ルート入り口に職員を配置し、学生を市道に誘導する(2)住民の生活を妨げないよう学生を指導する-ことなどで和解が成立した。 同大は和解以降、学生に無制限に私道を通
3日午前9時15分ごろ、仙台市青葉区霊屋下の学校法人瑞鳳学園おたまや幼稚園南側の竹やぶに体長約1メートルのクマがいるのを幼稚園の女性職員らが見つけ、仙台中央署大町交番に通報した。 同署と幼稚園によると、竹やぶにいた園児から「クマを見た」と伝えられた職員がクマの姿を確認した。通報を受けた署員が周囲を探したが、見つからなかった。クマがかじったとみられる竹が残っていた。 当時、園内には園児ら約60人がいたが無事だった。幼稚園は施設内に園児を避難させた。女性職員(24)は「幼稚園の近くでクマが出るなんて怖い。子供たちが無事で良かった」と話した。 「年に1、2度は目撃情報がある」と現場近くの飲食店「おたま茶や」の店主佐川信一さん(61)は話す。近くで働く女性(60)は「住宅が多い地域に出るなんて」と驚いた様子だった。 現場はJR仙台駅から南西約1.7キロの瑞鳳寺の敷地内。5月23日には現場か
秋田県内で、クマに襲われて死亡したとみられる事故が相次いで2件起き、遭難事故も急増するなど、山菜採りによる山での事故が後を絶たない。いずれもネマガリダケを目当てに入山したとみられ、ネマガリダケの生産額の減少が背景にあるとの見方が出ている。品薄状態で店頭での販売価格が上昇、自ら採ろうと山に向かう人が多いと指摘されている。 ネマガリダケは6月にかけてが旬。焼いて食べるほか、みそ汁の具としても人気がある。 県内では鹿角市十和田大湯の山林で5月21、22日、男性2人がツキノワグマに襲われたとみられる状態で死亡。25日に入山した十和田市の男性が行方不明になっている。26日には女性4人が遭難し、県警に救助された。一帯は地元で、ネマガリダケが採れる場所として知られる。 県警によると、ネマガリダケ採りによる今年の遭難事故は26日現在、11件、14人。昨年同時期の2件、2人から大幅に増えている。 ネ
サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台と、加美町の食品加工会社「やくらいフーズ」は8日、共同開発したレトルトカレーを、仙台と福岡のリーグ戦があった仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で発売した。 売り出したのは、県産のカキとホヤを使った「牡蠣(かき)カレー」と「ホヤカレー」(共に税込み500円)。仙台のマスコットキャラクター「ベガッ太」の好物がカキとホヤとなっているのが縁で、昨年12月から開発を進めてきた。今後は東北の道の駅や観光物産館などでの販売を予定している。 ベガルタ仙台新規開拓推進室の加藤亮司室長は「今後も地域の企業とタイアップした商品開発を進めたい」と強調。やくらいフーズの渋谷智晴社長は「ベガルタ仙台と組むことで、宣伝効果がより大きくなる。食べやすいので、ホヤが苦手な方にもぜひ味わってほしい」と話した。
青森県弘前市が舞台の漫画「ふらいんぐうぃっち」のTVアニメ化に合わせたコラボレーション企画が、弘前市内で展開されている。さくらまつりの歓迎フラッグやポスターが登場したほか、7、8日にラッピング電車やバスの運行を相次いで開始し、ファンや若い世代の観光客呼び込みを図る。 ふらいんぐうぃっちは同市在住の漫画家石塚千尋さんが「別冊少年マガジン」で連載中の作品で、一人前の魔女を目指し弘前の親戚宅に居候する女子高生が主人公。現在4巻まで刊行されている。アニメは10日に日本テレビ系列で、青森では16日に放送が始まる。 弘前フィルムコミッション実行委員会は昨年、漫画に登場する場所を紹介するマップを製作。ファンを中心に好評だったことから、アニメ版のイラストを使った取り組みを開始した。 8日からは、主人公が沿線の高校に通学している設定の弘南鉄道大鰐線の中央弘前-大鰐間で、アニメのキャラクターを描いたラッ
ライトアップされ、黄金色に輝くサン・ファン・バウティスタ号復元船=2015年12月12日午後4時45分ごろ、石巻市のサン・ファン館 東日本大震災で被災し、2013年11月に一般公開が再開された宮城県石巻市の県慶長使節復元船「サン・ファン・バウティスタ号」が老朽化し、このままでは5年程度で維持困難になるとの調査結果を県がまとめたことが20日分かった。船を所有する県は、今後の維持管理方法を検討する方針だ。 復元船はマスト3本を備えた木造帆船で、全長55.35メートル、幅11.25メートル、マストを含めた高さは48.80メートル。石巻市の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)に係留されている。 県がまとめた現況調査によると、船体のあちこちに腐朽やゆがみが生じて必要な強度が低下しており、放置すれば崩落などの危険な状態に直面するという。サン・ファン館は総点検実施のため、3月23日から乗船と係
◇…昨年12月の仙台市地下鉄東西線開業後、仙台駅ホームから改札に通じる122段の階段で息切れする人が相次いだ。ホームは深さ28メートルの地下4階にある。 ◇…階段は荒井行き先頭車両から降りた目の前にある。41段上がり、踊り場で折り返すと、さらに81段の上り。隣では下りエスカレーターが快適に流れる。 ◇…市交通局は張り紙で「ご注意ください!」と呼び掛け苦情は減ったが、「最近は階段を駆け上がる人が現れた」と担当者。トレーニング目的で再評価されているようだ。
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