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  • 『かぐや姫の物語』 高畑勲の「罪と罰」とは?

    映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 2013年、高畑勲監督は実に14年ぶりとなる新作映画を発表した。 『かぐや姫の物語』は、まさに高畑アニメの集大成ともいうべき大傑作だ。これまで世界中を泣かせ、喜ばせ、感動させてきた高畑勲作品のあらゆる要素がここに結実している。 72歳で長編アニメからの引退を宣言した宮崎駿監督よりも、さらに年上で78歳になる高畑監督が発表したこの長編は、心して観たい作品である。 何年か前のこと、私は都内にしては閑静なところにある弥生美術館を訪れた。武部一郎画伯の回顧展が行われたからだ。 武部画伯は多くの児童書やSF小説の挿絵を手掛けた人なので、を好きな方にもファンが多いだろう。『火星のプリンセス』のヒロインを描いた絵は、米国のS

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    watermaze
    watermaze 2016/01/11
  • スター・ウォーズに見る黒澤明1: 『スター・ウォーズ』とは何なのか

    映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 スター・ウォーズ・シリーズほど人口に膾炙する作品はないだろう。世界中のファンが、スター・ウォーズ・シリーズのありとあらゆることを語り合い、語り尽しているはずだ。もう語る余地があるとは思えない。 それでも私がスター・ウォーズ・シリーズについて書きたいと思ったのは、エピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観たからだ。ジョージ・ルーカスが監督せず、脚を書かず、制作総指揮も務めない新作には、百人百様の受け止め方があるだろう。観客が抱く思いの違いは、先行する六作に対する思いの違いでもある。『フォースの覚醒』に喜ぶにせよガッカリするにせよ、それは六部作のどこが好きでスター・ウォーズ・シリーズに何を求めてきたかによる

    スター・ウォーズに見る黒澤明1: 『スター・ウォーズ』とは何なのか
    watermaze
    watermaze 2016/01/04
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』 彼らは442だった!

    映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 遂に公開された第六章には深く考えさせられた。 『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』が面白いのは判りきっている。なにしろシリーズ最大の見せ場ともいえる、七色星団の決戦が描かれるのだ。つまらないわけがない。 三隻の多層式航宙母艦と戦闘航宙母艦、そしてドメル上級大将の乗艦ドメラーズIII世からなるドメル機動部隊の姿は、旧作のドメル艦隊に勝るとも劣らない勇ましさだ。特殊削岩弾(旧ドリルミサイル)や物質転送機(旧瞬間物質移送器)もしっかり再現し、ドメル及びヤマト双方の砲撃戦や、艦載機による空中戦は当に大迫力で、まばたきするのも我慢して目を見開き続けた。 あえて七色星団海戦の残念なところを挙げるとすれば、第19話『彼らは来た』

    『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』 彼らは442だった!
    watermaze
    watermaze 2013/06/19
    これだけ書いておいてバルジ大作戦ネタに言及しないのは不自然
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