自分が思う“問題点の根っこ” 昨日、緊デジを振り返る集会@仙台に行ってきました。 この会は、緊デジ(経産省コンテンツ緊急電子化事業)に審査委員会というかたちで、内側から関わられていた永江朗さんと仲俣暁生さんを招き、その実情を伺う、といった趣旨の集まりでした。 会が進み、壇上の方々の発言が続いて行く中、私の頭に浮かんだのは藪の中という言葉でした。 先のお二人を始め、壇上のみなさんは、基本的に「自分は事業の本質には関与していなかった」という前置きをしたうえで、ご自身が知っている“事実”を説明し、それについての考察を述べられていたと思います。そういう意味で今回の会を「税金の無駄づかいを糾弾するイベント」だと考え参加された方には、いささか迫力不足に感じたと思います。 私自身は、登壇者が時系列に沿って説明する「事業がいかに進んだか」を聞きながら、当時制作会社の人間としての関わった緊デジ事業の体験を思