5, 段落の作り方 改行の部分から次の改行の前までを段落という。段落は文章全体を構成する要素である。それぞれの段落の要約を追っていくと、文章全体が正しく把握できるようにしなければならない。ただ改行すればよいのではない。 大きな意味の切れ目で改行して、一つの段落をつくる。たとえば、感想文では、書く目当てや見方・立場を変えるときに、新しい段落にする。説明文では、新しい考え方や事がらに移るときに、新しい段落にする。 その段落の中のすべての文は、段落の全体が表す考えとなんらかの関係があるようにする。 その段落の全体が表す考えとまったく無関係な文を入れないようにする。 その段落の全体が表す考えを端的に述べている主題文(中心文)がはいっているようにする。 主題文は、主題文であることがよくわかる位置になるべくおくようにする。段落の初めか終わりがよい。 文と文を結びつける語句は、正しく用いるようにする。