2010年の国内スマートフォン向けゲーム市場は推計85億円で、2015年には約30倍の2550億円に膨れ上がる。こうした市場予測をシード・プランニングがまとめた。 国内関連企業12社と韓国の2社への聞き取り調査と、スマートフォン向けゲーム利用者500人へのアンケート調査を、それぞれ実施した。 その結果に基づくシード・プランニングの予測によると、スマートフォン向けゲーム市場拡大の背景として、まず端末の契約数が増加し、2015年には7600万台を突破する見込み。さらに利用者の拡大を前提に、ブランド力のあるゲーム開発会社などが同市場に参入し、有力タイトルを相次ぎ投入する。 また2011ー2012年にかけてSNS、携帯電話キャリアのスマートフォン向けゲーム配信基盤や、ゲームの料金と携帯電話料金とを一括で支払うキャリア課金の整備が進む。これに加え第3世代(3G)携帯電話回線からLTE方式のサービスへ