2010年1月10日のブックマーク (1件)

  • 豊穣の神 - 郊外都市の24時間

    秋葉原から南へ四十里ほど先に小さな産業貿易館があった。豊かなアニメに囲まれたその山間の産業貿易館で人々は同人誌を描きながら慎ましく萌え暮らしていたと言う。しかし、旅の幼女が壁サークルのコピー誌を転売し幾ばくかの路銀を得て、さらなる同人誌を求めてその土地を訪れた時、産業貿易館は萎え尽くしていた。なんという酷い萎えだろう、人々は皆アニメを見ずにネガティブなブログを開設している。誰もが萌えることを忘れ、入稿の喜びも窺えない。炉端でしなびた陰茎を弄んでいる無気力なオタクに訊ねると、幼女が代替わりして以来、この産業貿易館では一切の萌えが絶えたと言う。今より数年を溯る、産業貿易館に一人の幼女がいた。幼女はよく人々を萌えさせる良き幼女であった。夏になれば薄着で水遊びをし、よくその肌を透けさせた。ジャンパースカートを纏い自然なパンチラを見せた。冬になれば保護欲を掻き立てる大きめのコートに身を包み、やはり自

    wazurai
    wazurai 2010/01/10