日本の職人たちの情熱はものすごいですよね。例えば「ナポリピッツァ職人世界選手権」で2連覇した山本尚徳さんなど、多数の日本人がイタリアの大会で優秀な成績をおさめています。反対に、イタリア人が和食の大会で結果を残すことは、ちょっと考えられません。 イタリア人が「ケチャップ」を受け入れない ――著書には、イタリアで友人たちにナポリタンを振る舞ったら大騒ぎになったエピソードがありますね。 ケチャップはアメリカの食べ物ですからね。イタリア人は食に対してすごく保守的なので、昔から代々伝わっている伝統的なものでない限り、簡単には受け入れられないんです。ましてやケチャップなんてものはえたいの知れない食べ物で、私がスパゲティの中にどばどば入れているのを見て「あ~、やっぱりこの東洋人、パスタのこと何も分かってないわ!」と驚かれました。 でも、「とにかく、私が何をしたかはいいから割り切って食べてみて!」と言って
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