恋愛の儚さや刹那さや不安が微塵もないのってつまんないだろ。 砂糖しか入れてない汁粉食わされてるみたいだ。 長瀞さんはその点でずっとよかったんだが(あれだって先輩への好意は揺るぎないって意味ではイージーなんだけど)、一般向けにするにしても日和りすぎたようで、好意まるだしでただグイグイ構ってくるだけの漫画になってしまった。大して不快な要素も緊張感もない、素直で可愛い後輩が好きな先輩に普通にじゃれてるようないじりばっかり。一般向けにするのは理解するが、あまりにもいきすぎた。 結局好みの調節の問題なんだけど。すっごい不快な不安な展開ばっかりすればいいとは思わないよもちろん。昨今そういう漫画も増えてるよね。すぐいじめたり裏切ったりですゲームが始まったり。あれもいきすぎ。 要するに、作家の繊細な感性でほどほどのラインを探っていくような作品が減ったと思うんだよ。何の不安もないイージーゲームか馬鹿げた理不