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2016年10月13日のブックマーク (2件)

  • ノーベル経済学賞「不完備契約の理論」の意義

    2016年のノーベル経済学賞(正式名称はノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)の受賞者が10月10日に発表された。受賞したのは、オリバー・ハート米ハーバード大教授と、フィンランド出身のベント・ホルムストローム米マサチューセッツ工科大教授。「契約理論への功績」が受賞理由だ。 雇用契約や保険契約、株主と経営者の間の契約など、両氏はさまざまな依頼人と代理人の契約がおのおのの利害をいかに調整するか、そのメカニズムと設計の処方箋を提示した。こういうとどこに新しさがあったのか、わかりにくいが、経済学説の大きな流れの中でみれば、「人々は将来の結果がわからない」という不確実性の要素をミクロ経済学に取り入れたことに新規性があるといえるだろう。 よく知られるように、現在の新古典派経済学はいくつかの重要な仮定を置いている。その中で最も強力なものは、「人々はすべての情報を知っている」という情報の完全性と「人々

    ノーベル経済学賞「不完備契約の理論」の意義
  • 経済学者・岩井克人、「23年後の貨幣論」を語る

    web-academia
    web-academia 2016/10/13
    民法の基本原則に「契約自由の原則」があります。契約が嫌ならば、結ばなければいいという原則。人々が契約を結ぶのはお互いに自分の利益になるから。契約関係とは自己利益追求の手段なのです。