19日の上海市場は、中国当局が一部の証券会社を処分したと報じられたことで、投資家の間に、株式投資の資金が調達しにくくなるという見方が広がって金融関連の銘柄を中心に売り注文が膨らみ、代表的な株価指数は、終値で7.7%下落し、大幅な値下がりとなりました。 19日の上海市場は、先週末に中国の証券監督当局が国内の一部の証券会社に対して、信用取引に関する処分を発表したことがメディアで報じられ、投資家の間に、今後、株式への投資の資金が調達しにくくなるという見方が広がりました。 このため、取り引き開始直後から金融関連株を中心に売り注文が膨らみ、株価の代表的な指数である「総合指数」は、一時、8.3%下落しました。 結局、終値は、3116.35ポイントと、先週末の終値に比べて7.7%下落し、1日の下げ幅としては、2008年6月以来の大幅な値下がりとなりました。 市場関係者は「去年後半から上海市場の株価を上昇