政府は24日の閣議で、いわゆる「マイナンバー制度」で交付される「個人番号カード」に2020年をめどに健康保険証なども一元化し、カード1枚で身近なサービスを受けられるようにすることなどを盛り込んだ、新たなIT戦略を決定しました。 それによりますと、社会保障や税の情報を一元化するため、国民一人一人に個人番号を割りふる「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」について、「2016年の制度導入を見据え、積極的な活用に向けて普及策を明確にすべきだ」としています。 そして、制度の開始に伴って交付される「個人番号カード」に、2020年をめどに健康保険証なども一元化し、カード1枚で身近なサービスを受けられるようにするなどとしています。 また、インターネット上などに蓄積された電子情報「ビッグデータ」について、個人が特定されないようデータを加工した場合は、本人の同意がなくても第三者に提供できるようにするこ