2009年07月03日(金) 天然記念物・樹海の溶岩でガーデニング? 富士吉田署 持ち出した男、容疑で逮捕 国の天然記念物に指定されている青木ケ原樹海から溶岩を持ち出したとして、富士吉田署は2日、文化財保護法違反(天然記念物のき損)、森林法違反(森林窃盗)、自然公園法違反(無許可採取)の疑いで、静岡県富士宮市宮原186の5、会社員遠藤昭彦容疑者(66)を逮捕した。同署によると、遠藤容疑者は、溶岩を自宅のガーデニングや置き石に利用していた。 逮捕容疑は、6月7日午後1時ごろ、富士河口湖町精進の青木ケ原樹海内から溶岩11個を採取し、天然記念物を壊し、盗んだ疑い。 同署と富士山レンジャー(自然保護官)によると、巡回中のレンジャー2人が、バールのようなものを使って溶岩を採取する遠藤容疑者を発見。溶岩を戻すよう注意をしたが、遠藤容疑者は「訴えられるものなら訴えてみろ」などと無視、溶岩を持ち出し