「音楽配信の世界標準」が日本に上陸 去る8月4日、ついに日本の音楽配信業界に、かねてより噂されていた「黒船」が来襲した。米Apple Computerによる「iTunes Music Store(iTMS)」が始まったのだ。 iTMSは元々米国で2003年4月に始まった音楽配信サービス。大手レコード会社のほぼ全ての楽曲を網羅する豊富なカタログ、1曲99セント、1アルバム9.99ドルというわかりやすくリーズナブルな料金体系、「5台のパソコンまでコピー可能」「同社の携帯デジタル音楽プレイヤーであるiPodに無制限でコピー可能」「CD-Rへ無制限でコピー可能(同一のプレイリストを焼く場合、7回までという制限あり)」というユーザーにとって非常に使い勝手の良いDRM(デジタル著作権管理:音楽配信の場合、著作権保護機能やコピープロテクトという意味で使われることが多い)といった諸条件は非常に魅力的だった
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