タグ

*本とbooksに関するwebmarksjpのブックマーク (7)

  • 「問題は、躁なんです」/春日武彦 - 空中キャンプ

    春日武彦新刊(光文社新書)。うつ病とくらべて、注目されることのほとんどない「躁(そう)病」。わたしも躁病のことはあまり知らなかった。おもしろ人間の観察がライフワークとなっている春日が、怖いもの見たさと好奇心まるだしで書いた一冊。春日の解説を通して、躁病の実際を知ることができた。医学的な解説というよりは(春日は精神科医である)、躁病を通して人生のもの悲しさをふと感じさせる、味わいぶかいエッセイのような趣もあり、春日ファンのわたしはたいへん満足でした*1。 春日によれば、うつ病が「心のかぜ」なら、躁病は「心の脱臼」だという。あり得ないぐあいに関節が曲がり、糸の切れた操り人形のような途方もない動きを示す脱臼のような症状。心の箍(たが)が外れ、秘められていたあらゆる欲望が全開となり、自己抑制がゼロになり、見る者に異様な印象を与える。うわっ、なんだこの人は。このに書かれた躁病の症例をひとつひとつ読

  • [書評]私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵): 極東ブログ

    さすがマガジンハウスだけのことはあって、「私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵)」(参照)は単純に面白く、役立つようにできているので、まずはお得なと言えるなと感心した(昔の斎藤澪奈子の編集と似ている)。の、取りあえずのターゲットは高校生かとも思うがむしろ、彼女のように再学習したい二十代後半の女性(男性もかな)がターゲットと見ていいのかもしれないし、そのあたりにニッチの教育マーケットがありそうだ。そう考えると、いわゆる「失われた世代」も後期になると新しい動きが出てくるものだと思った。ちょっと感想が先走りすぎたか。 表題にあるように、著者のおバカ歴がこてこてと書いてあって、さすがにこれは偏差値40だろと納得するしかないリアリティがある、と言いたいところだが、私は偏差値40というのがわからない。自分の世代から偏差値が導入されたのだが私は68だったか72だったか。こ

  • 3000万冊を超える国会図書館の本を自宅で読めるように

    経済新聞社の報道によると、国会図書館に収録されている3000万冊を超える蔵書が、将来的に自宅やオフィスで簡単に読めるようになるそうです。 国会図書館には今では絶版になってしまい、市場では見かけることの無くなったが収録されていることもあることから、好きには朗報かもしれません。 詳細は以下の通り。 国会図書館、全国で閲覧可能に 3000万冊をデジタル化 この記事によると、政府は5月ごろにまとめる「知的財産推進計画2008」に3000万冊を超える国会図書館の蔵書をデジタル化して閲覧可能にする方針を盛り込み、2009年に法改正を目指すそうです。 これにより、まずは国会図書館を都道府県立図書館と接続して閲覧できるようにするほか、将来的にはインターネットを通じて自宅やオフィスで簡単に読めるようにするとのこと。 近くの図書館にまで足を運ばなくとも、自宅で手軽にとんでもない数のを楽しめるよう

    3000万冊を超える国会図書館の本を自宅で読めるように
  • ペーパーエイド/フィルムプラストP/快読ショップYomupara

    読書ライト3LEDブックライト2LEDブックライト1LEDクラフトライト寝室読書灯L-Flex OLE 寝室読書灯L-Flex OLEクリップタイプ 拡大鏡(ルーペ)LEDスタンドルーぺ の収納の収納ボックステーブルクッションテーブルクッションラップトップトレーテーブル蔵書データベースバーコードリーダ湯浅俊彦の読書スタンドMalobrà(マロブラ) LEVOブックホルダーリザウンド読書スタンドページ押えブックストッパーページホルダー ブッククリップFlipKlipサムシングGimbleブックホルダー 書見台Malobrà(マロブラ) easy-readBookGemPaperbaxしおり・ブックマークFAQ ここまで読んだ mark_my_timeBookDartsPageKeeperスワンタッチから落ちないしおり きんのしおりIntervista Libriメタルブックマークミュ

    ペーパーエイド/フィルムプラストP/快読ショップYomupara
  • わたしの7つの「ふりかえり」

    [チームリーダーは「アジャイルレトロスペクティブズ」から盗め]の続き。わたしの「ふりかえり」をふりかえってみる。 ■01 定期的に、ふりかえる 実は、定期的なふりかえりは、したことがない。たいていは、プロジェクト終了直後や、さらにずっと後になって、「あんな時代もあったね」と語ることはあっても。ただし、「笑って話せる日」は絶対こない。笑わず小声で真剣に「あの二の舞だよ」、あるいは「まだ学習してへんのかッ」と刺す。 そういうチーム運営を定期的にふりかえる必要性に気づいただけでも、書に感謝しないと。 まずいチーム運営は、トラブルという見えやすい形でフィードバックをもらっていた。メンバーの不満や、作業プロセスのボトルネック、品質チェックの不備は、プログラマの喧嘩や明白なサボタージュ、収拾のつかないバグズライフに化す。 そして、「トラブルの対処」という形で皆の不満を吸い上げたり、手順書を見直したり

    わたしの7つの「ふりかえり」
  • http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080502-OYT1T00457.htm

  • 連合赤軍事件は失敗した自己啓発セミナーだった - 【B面】犬にかぶらせろ!

    m9(エムキュー) (晋遊舎ムック) 出版社/メーカー: 晋遊舎発売日: 2008/04/26メディア: 単行 クリック: 466回この商品を含むブログ (42件) を見る『m9』という雑誌に原稿を書いてます。 連合赤軍の大量粛正事件と現代の就職活動の共通点みたいな話です。 連合赤軍の大量粛正とは、森恒夫と永田洋子が連合赤軍という組織の中で権力を掌握しようとするために起こったというのが定説だと思うけど、実はそうではなくて、当時日に持ち込まれたばかりの自己啓発セミナーのメソッドを永田洋子が持ち込み、それをよく知らないままに森恒夫が運用したのだという説を取りあげています。 大勢でひとりを責めたてて、自己反省を促すという総括の手法は、自己啓発セミナーのメソッドそのもの。そのあとでやさしいことばをかけることで、その人間の回復を促すのがセミナーの基なのだけど、森はそういったコントロールをしなか

    連合赤軍事件は失敗した自己啓発セミナーだった - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • 1