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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (9)

  • 荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記

    九月にここで、ちくま新書が出たら荻上チキの実名を明かす、と書いたら、ほどなくチキから、やめてほしいという懇願メールが来た。会社で仕事をしているので、顧客などに知れるとまずい、というのだ。 チキは私が小山エミと論争している時に、「小谷野さんがぐずぐずになっている」と書いているし(私はぐずぐずになどなっていない)、林道義をも批判しているから、匿名批判は卑怯だという考えのもと、明かすべきだと思うのだが、一点、躊躇されるのは、私がチキの実名を知っているのは、当人がを送ってきた時に封筒の裏に書いてあったからで、当人が知らせてきたのを、当人が嫌がっているのに明かすのは、どうか、と思うからだ。もっとも当人は、封筒の裏に書いたことは忘れていたらしく、筑摩書房から聞いたと思ったらしいが、それは個人情報保護法違反だから、ない(筑摩の編集者とはもちろん時々電話で話すから、「名知ってるんですが、明かすとまずい

    荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記
  • 乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)

    乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸葉子も筆名だが、その名は『現代日執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと

    乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)
  • 猫を償うに猫をもってせよ - 初心者のための相撲入門

    時津風騒動で、時津海が引退して時津風を継いだが、北の湖理事長が「時津海」と口を滑らせたのは、そのせいだったんだな。 ところで、なんで名門と言われる時津風部屋を、三十三歳の力士が継ぐんだ、とか疑問に思っている人も多いようなので、一から説明する。実は某社から「相撲入門」執筆のお誘いを受けたのだが、相撲なんて、テレビでちらちら観ているうちに興味を持てばおいおい分かってくるものだし、を買って入門(自分が力士になるんじゃなくて)する人もいないだろうから売れないだろうと言って断った。 ここで「相撲」と言っているのは「大相撲」と俗称される、日相撲協会が取り仕切るプロ相撲のことで、ほかにはアマチュア相撲(実業団)、大学相撲がある。その辺は野球と同じだ。プロ相撲の特徴は、まず「部屋」に入門しなければならないということで、昔はだいたい中学を出て入門していたから、力士も行司も、十五歳での入門が多かった。今で

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  • 香山リカの粗製濫造について - jun-jun1965の日記

    香山リカほど、新聞やマスコミでの売れっ子ぶりと、ネット上、あるいは蔭での悪口との乖離が激しい人も珍しい。後藤和智はこんなふうに書いている。 http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2007/04/post_6cb6.html (嫉妬で書いたものであるため削除)

    香山リカの粗製濫造について - jun-jun1965の日記
  • 猫を償うに猫をもってせよ

    いま大河ドラマでやっている「長徳の変」についてウィキペディアで見ると、藤原道長が「黒幕」だと書いてあるのだが、どういう風に黒幕なのかは書いていないから分からない。 平安前期の「応天門の変」も、伴善男が応天門に火をつけて源信に罪をなすりつけようとした事件だが、これについても、藤原氏が伴氏や紀氏を追い落とすための陰謀だという説があったが、実際火をつけたのは伴善男だろうし、どういう風に陰謀なのか分からないのである。 日近代文学史では、山田美妙の「ですます体」は、尾崎紅葉らの「だである体」に敗れたということになっているが、実際にはですます体はかなり根強く生き延びていて、最近の新書などはですます体が多いし、児童文学も以前からかなりですます体だ。ほかにですます体の小説といえば中里介山の『大菩薩峠』や、野村胡堂の『銭形平次捕物控』があり、中村光夫の文藝評論がある。 私が若いころ、歌謡曲好きの友人が「作

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  • マスコミよ - jun-jun1965の日記

    『週刊朝日』の見出しはひどいなあ。「若者に気をつけろ」だって。実は私にも取材申し込みがあったのだが、通り魔無差別殺傷事件のようなものは五年、十年に一度くらい、社会的に不遇な者によって起こされているもので、当人の「彼女ができない」といった言に過剰に意味づけするのは間違いである、マスコミはこういう事件に意味づけしすぎる、と電話で言ったが、どうやら採用されなかったようだ。この手の事件に若者も中年もないのである。調子に乗るのもいい加減にしてほしいものだ。 読売新聞からも同様の取材申し入れがあったので、私はこういう意見だがそれでもよいか、と問うたら、それならほかを当たる、と言ってきた。 ハイエナのようなマスコミよ、どうしても「意味づけ」をしたいのか。内藤朝雄はこういう時こそ激しく怒るべきである。(既に意見表明はしているが)渡部伸などは相変わらずマスコミの思惑どおりのコメントをしてその商売人ぶりを明ら

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  • なぜ片仮名書きする? - jun-jun1965の日記

    前から気になっていたのだが、なぜ「モテない」と片仮名書きするのだろう。私は片仮名書きしたことはない。なっていたとしたら、文責・取材者である。どうも片仮名書きだと、嘲弄しているような、頭が悪いような印象を受ける。 さて、渡部伸の『中年童貞』を買った。私のが八冊も参考文献にあがっていて、ありがたいことである。ヨコタ村上のもあるが。 著者の言っていることの根幹、つまり恋愛は誰にでもできるものではない、というのは私と同じだ。もっとも、それを「資主義」に結びつけるのは、どうか。もう少しロマンティック・ラブ・イデオロギーの構成要素は複雑だと思う。民主主義とか平等思想とか、「愛のないセックスはいけない」思想とか。 ところでこのには、著者の学歴が書いていない。大卒であることは文中の記述から分かるのだが、大学名がない。もしかすると「渡部伸」というのは筆名で、半分匿名の方なのだろうか。もう一つ、奥付には

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  • ■ - jun-jun1965の日記

    当は19日提出の予定だったが、今日東京簡易裁判所へ提出してきた。裁判長の判断次第で地裁へ移されるかもしれない。当は千人が同じ提訴をしてくれればJRをパニックに陥れられるのだが。マスコミは決して報道しないだろう。こういう声があることすら隠蔽するファシズム。 訴  状 平成19年3月23日 東京簡易裁判所民事部御中 原告   小谷野 敦 被告 東日旅客鉄道株式会社 代表者代表取締役  清野 智 〒150−0035 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号(送達先) 差止請求事件 請求の趣旨 1.被告は、平成19年3月18日より実施された、特急、新幹線の全面禁煙措置を取りやめよ。また、それ以前から実施されている長野新幹線、特急等の全面禁煙措置もとりやめよ。 2.訴訟費用は被告の負担とする。 との判決並びに仮執行の宣言を求める。 請求の原因 1、原告は、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士

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  • 学歴「差別」? - jun-jun1965の日記

    「日東駒専」「大東亜帝国」が妙な波紋を呼んだようだが、「学歴差別」という言葉自体、おかしな言葉である。今の日で、貧しくて上の学校へ行けなかったなどという人はあまりいないのだし、能力で人を区別するのは当然である。能力差別がいけないなら、試験はいけないのか。「差別」というのは、「いわれなく人の地位を定めること」だから、生まれで差別する天皇制は差別だ。しかし、生まれつき大東文化大学卒というやつはいない。 「差別」といえるのは、「能力はあるが学歴が低いので差別される」という場合だろう。しかし最近、あまりそういう話は聞かない。成蹊大学卒でも、何の疑問も抱かれることなく首相になっている。まああと、数学とか理数系がダメなので国立へは入れなかったというのもあろうが、それでも早稲田に落ちるとしたらそりゃ、まあ、知的職業としては使い物にならんだろう。 呉智英さんは、たぶん、MARCHで教えたことがないのだろ

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