2005/11/15 オープンソース・ジャパン(OSJ)は11月14日、RPC(Remote Procedure Call)の非同期通信を使って動的なアプリケーション生成を可能にする新手法「Arax」を採用したリッチクライアント開発技術「ダイナミック・コックピット・テクノロジー」を発表した。LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHPなど)技術を使いながら従来のWebアプリケーションの弱点であるクライアントの操作性や表現力を大きく向上させられるとしている。 Araxは「Asynchronous RPC and XML」の略。OSJによると、RPCを使うことでビジネスロジック処理をサーバサイドに集約でき、クライアントサイドの開発工数を削減できるという。またXMLの利用でデータとアルゴリズムの区別が容易になり、再利用やメンテナンスが簡単になるという。AraxはAjaxの弱点を克服する