エアコンで有名なダイキン工業では、企業のメールソフトとしてThunderbirdを導入し、約1万台のPCで使っている。「社員のITリテラシーは高くない。オープンソース大好きというわけでもない」という同社が、なぜThunderbirdを選んだのか――。 エアコンで有名なダイキン工業では、メールソフト「Thunderbird」を社内の約1万台のPCで使っているという。3月9日にMozilla Japanが主催したイベントで、同社の小倉禎則IT企画担当課長が選択の理由を明かした。 ダイキン工業は、一般消費者向け製品としてはエアコンが有名だが、業務用にはエアコンのほかにも産業機械用油圧機器などを生産しているメーカー。大阪の本社のほか、東京に支社、地方に工場を持ち、欧米や中国などに海外事務所やグループ会社がある。 ダイキン工業では1995年から電子メールを全社で利用するようになったが、当時は個人がノ
![ダイキン工業はなぜ「Thunderbird」を選んだのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fc08f6679a54f2103b55d58ec38cb6eaab2bad31/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbizid%2Farticles%2F0703%2F09%2Fyy_thunderbird01.jpg)