お引越ししたかもしれないです。
●樹林伸vs長崎尚志対談 ←KINO VOL.7 (7) 前回の「マンガ界崩壊を止めるためには(4)」において、俺は「日本型マンガ・エージェント」のありかたとして「マンガ・プロデューサー」を挙げ、現実に講談社を独立した樹林伸氏や、小学館を独立した長崎尚志氏のようなベテラン編集者が、「原作者」という名目でフリー活動を始めていることを紹介しました(長崎氏は浦沢直樹氏の『PLUTO』では「プロデューサー」としてクレジットされています)。 実は俺が今年から講義を始めた京都精華大学では、「KINO」というマンガ評論誌を発行しているんですが、今発売中の第7号で「21世紀のマンガ コミック雑誌の消滅する日」という刺激的なタイトルの特集が組まれており、巻頭でまさに樹林伸氏と長崎尚志氏の対談記事がカラーで掲載されています。 この特集には、俺と「マンガ産業論」の中野晴行氏との対談も載っているんですが、この仕
完全に日本の話なのに案の定英語報道からのほうが得られる情報が多い。 現時点でもっともまとまっていていろんな意味でわかりやすいと思ったのが「東京で出されている」英語紙『Japan Today』の記事。これはコメントも含めてちゃんと読むとこの事件がどう見られているのかがかなりはっきりわかる。クレジットを見る限りでは記事自体は共同通信からの配信記事のようだが、なぜか共同のサイトで読める日本語記事の倍程度の情報量がある。文中に海賊版に関する記述もあることからおそらく大本のソースは共同のカイロ支局の記者がまとめた記事なのだろうと思う。 記事のタイトルは「Publisher to suspend cartoon sales after Muslims say it insults Islam」、日本語にするなら「ムスリムが侮辱だといったら出版社がマンガの販売を差し止め」ってところか。このタイトルのポイ
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