通信詐欺・コンピュータ詐欺・通信傍受などの疑いで白紙の捜査令状で捜査され、アメリカ史上ただ一人だけ保釈聴聞会が開かれないまま拘禁、刑が決まるまで4年半も連邦拘置所で過ごし、挙げ句の果てに「刑務所の電話から核戦争を起こすハックをする可能性がある」ということで8ヶ月も独房で過ごすはめになった伝説の元大物ハッカー、それがケビン・ミトニック氏です。 現在はセキュリティに関するアドバイスを各方面に行っており、5月15日にメールの暗号化サービスを行うZenlok社の顧問として来日し、先週末まで日本に滞在していました。GIGAZINEでは今回、ケビン氏にインタビューする機会を得ることに成功、いくつかの質問をぶつけてみました。 質問の内容とそれに対するケビン氏の回答は以下から。 Q1: 犯罪歴があると入国許可が普通は下りないはずだが、今回はZenlokやJITA(日本ITイノベーション協会)の働きかけによ