Apple Computerは米国時間10日に高い人気を誇る「iTunes」の新バージョン(6.0.2)をリリースしたが、この新バージョンにユーザーのプレイリストに関する情報をAppleに送信する機能が含まれていることが判明し、プライバシー擁護者から非難を浴びている。 iTunesの新バージョンには新たに「MiniStore」ウインドウが追加された。このなかには、ユーザーが自分のプレイリストのなかにある楽曲を選択すると、iTunes Music Store(iTMS)で販売するお奨めの楽曲へのリンクが表示される。 このリンクを表示するために、iTunesソフトウェアは選択された楽曲のアーチスト名やタイトル、ジャンルなどの情報をAppleに送信するようになっている。だが、同時にユーザーのiTunesアカウントIDと関連づけられる一連のデータも送信されていることを、コンピュータ関連の専門家が発