情報処理機構セキュリティセンターは4月,メール・サーバーの認証プロトコルの一つ「APOP」について注意を喚起した。この注意喚起は,電気通信大学の太田和夫教授のグループが,APOPで使うハッシュ関数「MD5」に新たな欠陥を発見したことに基づくもの。この欠陥は,APOPだけでなく,MD5を使う電子署名などのほかのアプリケーションの欠陥も示唆する。実際にどの程度危険なものか,技術に基づいて考えてみよう。 わからないはずのパスワードが解かれる APOPは,チャレンジ・レスポンスという方式を使って,メール・クライアントとメール・サーバーのやりとりを盗聴してもパスワードが解読できないようにする。パスワードを直接やりとりせずに,まずサーバーからクライアントに「チャレンジ・コード」という文字列を送る。クライアントはチャレンジ・コードとパスワードを連結したうえで,MD5というハッシュ関数を使ってハッシュ値を
前回のエントリ(パスワードを平文で管理するのはダメだ)のブクマコメントでYappoさんから貴重な情報を頂いた。 MD5が復号できるというのだ。 しかも、それができるDigest::MD5::ReverseというCPANモジュールがあるという。 これには驚いた。いろいろな情報を当たったところ、やはりMD5などのハッシュは復号できないと書いてあるからだ。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~h-it/mlcont/mc0200.htm http://gimite.net/bcbqtree/qtreemain.cgi?mode=thread&thread=376 http://www.postgresql.jp/document/pg803doc/html/encryption-options.html しかし、こういうところでいう「復号できない」というのは「復号するアルゴリ
はてラボで、はてなミュージックなんてな素敵サービスがリリースされ、音楽好きとしてはこれ以上ない楽しみなわけで、さっそく遊んでいます。しかし、いまんとこはてなミュージックの曲情報更新クライアントは Windows + iTunes にしか対応していないわけで、 はやくMacではてなミュージックしたいです。 なんてな記述も見受けられます。まぁ、ちょっと追加のコードを書きさえすれば、まさに「それPla」な話。そこで、はてなミュージックの更新クライアントの挙動を調べて、まずは WebService::Hatelabo::Music というモジュールを作り、それを Plagger から使うために Plagger::Plugin::Publish::HatelaboMusic というプラグインを作りました。 WebService::Hatelabo::Music Plagger::Plugin::Pu
独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原武平太)は、メールの受信に利用される認証方式の一つであるAPOP(エーポップ)方式におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を2007年4月19日に公表しました。 具体的には、APOP方式にはパスワードが漏えいする脆弱性があるというものです。悪用されると、メールの受信に利用しているパスワードが、SSHやウェブサイトへのログインに利用しているパスワードと同一の場合、不正なログインに利用される可能性があります。 プロトコル(通信手順)上の問題であり、現時点で根本的な対策方法はありません。 回避方法は「『POP over SSL』や『ウェブメール』など、SSLによる暗号化通信を利用する」ことです。回避方法が取れない場合「メールのパスワードを他のシステムのパスワードと同一にしない」ことで悪用された際の被害を軽減できます。 電子メ
こんにちは django派閥とrails派閥の争いが激しい最近のウノウです。ちなみに若干railsが優勢です。 require 'openssl' def encrypt(aaa, solt = 'solt') enc = OpenSSL::Cipher::Cipher.new('aes256') enc.encrypt enc.pkcs5_keyivgen(solt) ((enc.update(aaa) + enc.final).unpack("H*")).to_s rescue false end def decrypt(bbb, solt = 'solt') dec = OpenSSL::Cipher::Cipher.new('aes256') dec.decrypt dec.pkcs5_keyivgen(solt) (dec.update(Array.new([bbb]).pa
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く