天野年朗様と制作に取り組んでいた同人誌『新文学』は、いよいよ11月9日(日)に、文学フリマで販売します。とてもいい出来栄えです。内容紹介をいたします。 ★天野年朗パート ○天野年朗「アスペクト論」他 天野さんは『m9』でデビューして以来、フリーライターとしても活動していらっしゃいます。「アスペクト論」では、「新しい文学」に関係ある「ロングテールの作家性」などを論じています。 ライトノベル、デジタルノベルなどを一つの新文学ととらえつつ、作家性に注目した形での特集を組んでいます。作家や言論人は、出版社や大学との結びつきから、なかなか離れることができないものでしょう。しかし、Webを駆使することで、独立した文学者として、屹立することはできないものなのか。『新文学』を編集するにあたっての、天野さんのとしての問題意識には、そのような問いかけが、一つには見出せそうです。このテーマは松平も共有しています