子供の頃、サッカーが大嫌いでした。 当時サッカー王国と鳴らしていた静岡の僕の地域では、小学校でも中学校でも体育の授業ではサッカーがかなりの割合を占めていました。僕の小学校にも当然のようにスポーツ少年団と呼ばれる放課後のサッカー部があり、少年団に入っている児童たちはやはりサッカーが当然ながら上手く、授業では当然彼らが優位になることを不平等だと腹立たしく思い、なぜソフトボールやバスケットボールではなくサッカーばかりなのかとまったく納得せず、中学になっても更にこの中学が非常にサッカーが強かったこともあって(全国大会優勝)やはり体育の授業でサッカーばかりで腹が立ち、子供の頃から上から押さえつけられることが大嫌いだった自分にとってサッカーは学校教育の抑圧の象徴の一つになっていました。ひらたく言えば、サッカーばかりやらされて嫌いになったのです。 そんな僕が最近、町田ゼルビアというサッカーチームを応援し