最近知った格言で「必要に迫られるな、必要に迫れ」というのがありました。まあ、たしかに。必要に迫られる物って、たいてい息苦しい。 たとえば必要に迫られて着用しているマスクがいい例ですよね。 わたしは約40年前の小学6年生のとき、本屋でたまたま見かけた雑誌に釘付けとなりました。そこには「マイコン」「パーソナルコンピューター」と書かれてあり、映画でしか観たことのないような機械が個人でも使えることを知ったとき、親に泣きついて一台のパソコンを買ってもらったものです。 当時まわりにパソコンを使っているひとは一人もいませんでした。 だけど「すごい!将来ぜったい必要になる!!」といった感覚を覚え、それからというものファミコンそっちのけでパソコンで遊んだものです。 社会人になると、パソコンは一家に一台とも言える普及を見せました。小学6年生で思い描いた世界が眼前に広がっていくように感じました。わたしはそのブー
![「必要に迫る」ということ。|西村 治久《ソーシャルな隠居》](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e10e3975146c67836204a1cfea90143d8a7d2d6a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F71349657%2Frectangle_large_type_2_41197760acd562184441868be5512b32.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)