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ブックマーク / fukushimak.iza.ne.jp (23)

  • <下野>なう、といったら新聞社は与党かとつっこまれた。:北京東京趣聞博客(ぺきん・とうきょうこねたぶろぐ)

    ■ツイッターで一度いってみたかった。下野なう。 11月30日をもって福島は産経新聞を退社した。記者賞記者章その他を返却。で、そのあと下野なう、とツイッターでつぶやいたところ、新聞社をやめると、なぜ下野なのか。産経新聞は与党なのか、という突っ込みがやはりツイッターで入ったので、一応説明しようと思う。 ■下野とは、官職を辞職して民間にくだること。一般には与党から野党になることをさす。要するに権力の座からおりることだ。では新聞記者は権力の高みにいるのか。というと、実はそれに近いと思う。新聞・テレビ、つまりマスコミは第四の権力といわれる。建前かもしれないけれど、世論民意を代表するものがマスコミだと思われ、民主主義というのは、世論こそ王様の政治システムだからだ。世論を味方につけることができたものが、政権の座につくことができる。ということで、大マスコミのもつ力は政権と対等、ときには大きいこともあるとい

  • 成田空港でただいま籠城中:馮正虎さんかくかたりき①:イザ!

    ■11月30日午前中、まだ記者証をもっているうちに、最後の仕事をしたいと思って成田空港にいった。目的は成田空港の入国審査前の制限エリアで11月4日から1か月近くも生活している馮正虎さんに会うことだ。空港の制限エリアは旅客以外は記者証と腕章がないと入れないのだ。こういうのを考えると、記者の権利って大きい! というわけで、私の最後の記者証を使った仕事として、成田で中国の人権問題を訴え続ける馮さんのターミナル籠城ライフを紹介する。 ■映画「ターミナル」を地でいく! 中国人権活動家、馮正虎さんの成田空港籠城記 「これは日中関係の不平等性が背景にある」 ■まず馮さんとはいかなる人物か紹介しよう。 このブログの前の前のエントリー「日が米国にどうしても勝てない点」でもちょっと触れたが、彼は中国で著名な人権活動家。市再開発のために上海で強制立ち退きにあった住民に法律を教えたり、弁護士を紹介したりして、訴

    westerndog
    westerndog 2009/12/02
    「ようするに中国は日本をなめていて、警察が飛行機に押し込んだあとは私をおとなしく引き取ってくれると思っているのだ。私の出国先が米国だったら、中国もここまで強引なことはしなかったかもしれない」
  • お知らせ:実は退職することになりました。:イザ!

    ■ツイッターでさきにつぶやいてしまいましたが、実は11月30日付で退職することになりました。家庭の事情やらなにやらが重なったところへ、早期退職制度の募集があったので、利用させていただきました。きょう、人事部にいって、離職届にサインしたり、失業保険の説明をうけたりして、えー税金ってこんなにとられるの、とか、国民健康保険ってどのくらいかかるんだ?とか、驚いたり不安がったり、なかなか新鮮でありました。 ■初めての失業経験です。どきどき。失業のあとはワーキングプアの道、まっしぐら??かもしれません。とりあえずは、早期退職制度なので、それなりの退職金が上乗せされますから、すぐに飢え死にすることはなさそうです。失業保険も240日出るそうです。じっくりリスタートの戦略をねることとします。 ■あと一カ月あまり時間があるので、その間は記者として取材もしますし、このブログも更新します。臨時国会のゆくえも追いま

  • 雑談:権力との付き合い方。かわいがられる記者におなりなさい:イザ!

    ■更新滞っていました。すみません。このタイミングで書くなら、首相の訪米成果の分析とかなんだろうな。しかし、期待されている方、すみません。ここはあくまでゴシップ・ブログなので、そういう真剣な記事はとりあげない。同行記者の記事をどうぞ。私レベルではおこがましくて書けないよ。 ■ちなみに、米国から首相と一緒に帰って来た人に、「米国債買え~って、暗黙のプレッシャーかかりましたか?」ときいても、「そんなのありえない!」とのこと。つまり日の外貨準備高の増額って年3兆円程度だから、それを全部回しても75兆円規模の米国の経済政策にとっては焼け石に水だから、米国はわざわざそんなこと日に頼まない、と。今回の成果は、米ドル基軸維持で日米が一致したということ。米国としては、ドルの権威維持に第二の経済大国日がいち早く協力してくれたことで、十分恩にきている。日にとっても、つまりドル安を容認しないということを米

  • さよなら北京:イザ!

    ■引っ越しの準備、どうしても会いたい人へのあいさつまわり、送別会などで、いそがしくずっとブログ更新を怠っていました。日14日は、私の北京特派員としての最後の1日となります。15日の昼には東京の成田空港に到着しているはずです。北京の国際空港に降り立ったのは、2002年4月30日午後のことでした。期待より大きな不安をかかえてひとりタクシーで京倫飯店にはいったことを覚えています。いま、帰任を前にして、やはり建国門外の京倫飯店に宿泊し、このブログをかいていると、長かったような短かったような特派員生活が走馬燈のように思い出され、鼻の奥がつーんとしてきました。 ■当は、今晩、以前から会いたいと願っていた老革命家と会ってもらえる予定でしたが、さきほど、キャンセルの電話がはいりました。なんでも、急に体調が悪くなり、入院されたとのこと。もともと外国記者とはあわないことで有名な方なので、私もやはり避けられ

  • 被災地からもどってきて③放射能汚染の恐怖?(続報あり):イザ!

    ■最近、福島さん、はげ(円形脱毛症)なおりましたか?と聞かれたが、白状すると被災地にいってからびっくりするほど髪が抜けた。最初はストレスかと思っていたのだが、ひょっとして放射能の影響?などと心配になってきている。というのも、ある人が、核施設があるのは綿陽、広元あたりだが、南向きに風がふけば成都もあぶないよ、などと脅すのだ。東京社には確か放射能探知機があるが、これを被災地に持ち込むと、どうなんだろう?ぴーぴーなりやまない?こんど東京から出張にくる方にはぜひ試していただきたい。 ■さて、一般に、四川の山奥には核施設やら核廃棄物やら兵器類が一杯うまっている、今回の地震で被害は大丈夫か、といった懸念が海外の専門家らのあいだで流れているが、これについての公式情報はほとんどない。環境保護省が放射能汚染を心配して専門家を派遣したり、安全確保せよ、と檄を飛ばしている、とはいうものの、核施設のほとんどが

  • 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか(3月20日~22日):イザ!

    ■3月20日 ■アムド(青海省黄南藏族自治州)沢庫県の在索納寺で100人以上の僧侶が数千人の民衆をひきつれて、県城で大規模な平和抗議活動を行った。スローガンは「至尊のダライラマと対話を!チベットの高度の自治の許可を!」さらに、ダライラマ、パンチェン・ラマ11世、噶瑪巴仁波切17世の写真を掲げていた。統治の公安、武装警察は厳重に監視をしていたが、それ以上の措置を執らなかった。 ■アムド(青海省平安県)红岩村、つまりダライ・ラマ14世の出生地(Taktser)は警察によって封鎖され、チベット族および記者は入れなくなった。 ■青海民族学院のチベット族学生は西校区で夜8時に座り込み抗議を開始、芸術学部、外国語学部の学生を含む。 ■その夜10時、CCTV-4で、「ラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件の記録」ニュース報道が、放送された。これは、民族の対立をより激しくする宣伝として、国内民衆に影響を与え

  • 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか。:イザ!

    ■チベット人女流作家、オーセルさんと先ほど、チャットした。彼女はこの事件で、うちひしがれている。たんなる、おしゃべりなので、このチャットの内容は非公開。今はそっとしてあげたい。ただ、彼女は自分のブログhttp://woeser.middle-way.net/については、ぜひ多くの人にみてほしい、というので紹介しよう。これは、中国からはアクセス禁止。 ■とくに「大事記」と題された今回の事件を時系列にまとめたものは、ぜひ読んでほしい。いかに今回の一連の事件が深刻、危機的なものかが分かるはずだ。この情報はオーセルさんだけでなく、チベット問題の平和解決を願う多くの人がありとあらゆるコネクション、チャネルを使って集めた情報が入っている。要は口コミである。しかし、当ブログは口コミ・ゴシップブログを標榜しているので、堂々とのせてしまう。今後の資料にもなるかもしれないので、全訳、紹介の許可をいただき、当

  • 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか(3月20日~22日):イザ!

    ■3月20日 ■アムド(青海省黄南藏族自治州)沢庫県の在索納寺で100人以上の僧侶が数千人の民衆をひきつれて、県城で大規模な平和抗議活動を行った。スローガンは「至尊のダライラマと対話を!チベットの高度の自治の許可を!」さらに、ダライラマ、パンチェン・ラマ11世、噶瑪巴仁波切17世の写真を掲げていた。統治の公安、武装警察は厳重に監視をしていたが、それ以上の措置を執らなかった。 ■アムド(青海省平安県)红岩村、つまりダライ・ラマ14世の出生地(Taktser)は警察によって封鎖され、チベット族および記者は入れなくなった。 ■青海民族学院のチベット族学生は西校区で夜8時に座り込み抗議を開始、芸術学部、外国語学部の学生を含む。 ■その夜10時、CCTV-4で、「ラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件の記録」ニュース報道が、放送された。これは、民族の対立をより激しくする宣伝として、国内民衆に影響を与え

  • 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか。:イザ!

    ■チベット人女流作家、オーセルさんと先ほど、チャットした。彼女はこの事件で、うちひしがれている。たんなる、おしゃべりなので、このチャットの内容は非公開。今はそっとしてあげたい。ただ、彼女は自分のブログhttp://woeser.middle-way.net/については、ぜひ多くの人にみてほしい、というので紹介しよう。これは、中国からはアクセス禁止。 ■とくに「大事記」と題された今回の事件を時系列にまとめたものは、ぜひ読んでほしい。いかに今回の一連の事件が深刻、危機的なものかが分かるはずだ。この情報はオーセルさんだけでなく、チベット問題の平和解決を願う多くの人がありとあらゆるコネクション、チャネルを使って集めた情報が入っている。要は口コミである。しかし、当ブログは口コミ・ゴシップブログを標榜しているので、堂々とのせてしまう。今後の資料にもなるかもしれないので、全訳、紹介の許可をいただき、当

  • 北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ) - 胡錦濤主席にノーベル平和賞を!(マジ):北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)

    産経新聞中国総局記者。平成13年に香港支局(すでに閉局)勤務、14年から北京駐在。北京の銀座と呼ばれる王府井近くに一人暮らし。趣味は美読書旅行、観劇。目下、中国の人口、女性、貧困、環境、ネット、言論問題などが取材上の関心事。好きな言葉。「逃げない、はればれと立ち向かう」(岡太郎)

    westerndog
    westerndog 2008/03/23
    「チベットは俺たちが鮮血で勝ち取った土地、という意識をもち、チベット族に対して差別意識もある中国人民の前で、中国共産党がチベット族ごときに弱気になれようか?ダライ・ラマ14世と対話できようか?」
  • 情報統制を超えて漏れ聞こえるラサの悲鳴をきけ!:イザ!

    ■国内はYou Tubeも、BBCもアクセス禁止。ラサの電話は故障を装い、メールは届かない。一方で、中国CCTVは、抜き身の刀をさげた凶暴そうなチベット族の暴徒の姿をうつし、チベット族の無法を強調している。中国のネット世論は「チベット独立派を殲滅せよ!」「不要軟手(手加減などいらない!)」と雄叫びをあげ、鎮圧部隊は正義の味方扱いだ。見事な情報統制と世論誘導!さすが。 ■しかし、国際社会では北京五輪ボイコット要求拒否が主流。さすが!中国の外交力、そしてパブリック・ディプロマシー力。日も爪の垢でも煎じてのませてもらおう。 ■今回、中国はCCTVなどで、現地の暴動の映像を流したが、中国的にはこれが成功だった。隠蔽しなかった分、情報公開の透明性は前よりまし、と国際社会に思わせ、海外メディアも、この同じ映像使い、公式発表を中心に報道した。赤い衣のラマ僧が商店を破壊したり、チベット族の若者が中国

  • 情報統制の壁を越えて漏れ聞こえるラサの悲鳴を聞け!①:イザ!

    ■チベット民族蜂起49周年の3月10日にラサでおこった僧侶に対する公安、武装警察らの暴力以降、14日、ついに暴動に発展してしまいました。ラサが燃えています。 ■11日にセラ寺でおこった抗議デモは催涙弾で制圧されました。このあと、ジョカン、デプン、セラのラサ3大寺院は人民解放軍に包囲されていました。数千人規模のデモ隊と武装警察が衝突、警察の発砲して2人が死亡した、と自由アジア放送が報じました。セラ寺では、僧侶らが抗議のハンストを行って、当局の暴力に抗議しています。2人の僧侶が、抗議の意味で手首を切って重体。 ■今、ラサの友人とチャットしています。14日、街は中国系商店などが焼き討ちにあいました。この日の午後7時ごろ、娘熱路と2環路の交差点あたりで、衆人環視の中で3人のチベット族が撲殺されたそうです。誰に殺されたの?「そんな怖いこと聞かないで!私はここで生きていかねばならいの!」。パソコン

  • 食の安全学再び:真実とメンツの間にある問題:イザ!

    ■毒ギョーザ事件で、中国公安が思いっきり挑発的な記者会見を開いたため、日の警察もかなり気でおこっている?これについて、同日28日の中国外交部の定例会見で、劉建超報道官は「この問題で両方ともケンカ(口水戦)すんなよ~」と、なんとなくあきれた反応を示しており、まずい方向にいっている、と外交部としても感じているもよう。 ■コメント欄にもあったが、中国の港では、いま検疫待ちの対日輸出品が山積みだ。中国では2月15日以降、対日品輸出の検疫の厳格化が通達され、先日、王大寧・輸出入品安全局長は「きちんと検疫を厳格化しましたよ」と胸を張っていたが、この検疫の複雑化、厳格化で港で輸出貨物の出荷が事実上とまっているわけだ。もっとも、まだ通達がでて2週間あまりなので、ポジティブリスト導入のときほど深刻せっぱつまった感じではなさそう? ■これで「ギョーザで騒ぐ日人への報復のための嫌がらせか!」とい

  • 食の安全学再び:まるで農薬カクテル?ちょこっと改訂:イザ!

    ■なんか、農薬・殺虫剤の名前の中国語ばっかりおぼえてしまうね。甲拌磷(ホレート)、対硫磷(パラチオン)、甲基対硫磷(メチルパラチオン)、敵敵畏(ジクロルボス)。ここまでくると、きっと、内吸磷(デメトン)とか六六六(ベンゼンヘキサクロリド)とか滴滴涕(DDT)とかもそのうち検出されるような気がする。まるで、農薬カクテルだね。ちなみに、上にあげた農薬のうち中国で生産・使用ともに禁止されているのは、パラチオン、メチルパラチオン、六六六、DDT。でも、とうの昔に禁止されているDDTなども、たまに残留農薬検出の報告で名前があがったりするので、まったく、この国の農薬使用状況は得体がしれないよ。 ■パラチオンは1605、ホレートは3911、デメトンは1059、という数字でも知られているので、中国語検索ネットで、残留農薬、中毒という用語と一緒に検索すると、中国の新聞記事で、これら農薬がどれほど残留農薬問

    westerndog
    westerndog 2008/02/23
    ※「馬鹿正直な日本人には我慢なら無いことかもしれないが世界中をみてもこれが普通なのだし日本でもこれぐらいのことを言ったりするのは公務員から実業家まで珍しくない」
  • 食の安全学再び:質検総局のいいぶん、またもやきいてみる?:イザ! 北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)

    ■毒ギョーザ事件、春節(旧正月)あけにいよいよ解決か!という気分で、13日、国家品質監督検査検疫総局の会見にのぞんできました。前日に、共同通信社が「胡錦涛訪日前に解決!」といった河北省当局者の談話をとったりして、工場内の不満分子の品テロという見立て記事を書いていたので、いよいよ、品テロ説でエンディングの準備かな?と思っていたのですが、日の会見で、魏伝忠・国家品質監督検査検疫総局副総局長はこれを完全否定しました。 ■魏副総局長いわく「工場労働者を相当調べたけれど、今んところ、管理面や人為的な原因につながる手がかりは発見されていません」。 しかも、農薬混入ポイントが「天洋品工場内」という多数派の見立てについても、「まだあらゆる可能性がある」と抵抗、日側で混入されたという可能性すててません。その理由は「密閉した袋をあけて、農薬を混入したあと、また密閉することは、日でもできるじゃん

  • 食の安全学再び:日本政府調査団の説明きいてみる②続き:イザ!

    ■共同:協議の中で、混入は日側でおきているのではないか、という認識をうかがわせる中国側の発言はなかったのですか。 調査団:名指しで、日で、という露骨な言い方はしていませんが、日で入れられた、ということを心としては思っているような言い方をしたことは何回かありました。 ■東京:関連で、メタミドホスの入手についてですが、日側の報道では日では入手は極めて困難で、中国では禁止はされているけれど、入手できますよ、ということですが、入手について、中国側はどのような認識をしめされているんですか。 調査団:河北省農業当局にききましたところ、メタミドホスは2004年から一部使用をのぞいて使用禁止、最終的に使えなくなったのは2007年。輸出を含めても08年から全面的に禁止が行われています。一部使用禁止が始まったころから、国としても回収、代替剤の措置という形で市場から引き上げるということをおこなっ

  • 食の安全学再び:日本政府調査団の説明きいてみる?②:イザ!

    ■春節快楽!みなさま、中国はきょう、新年初一です。昨日夜、中国人はギョーザをべて年越しを祝っているはずです。そういえば、6日朝、北京に帰る前に「天洋品」工場にたちよったら、複数の人が爆竹やら、お菓子やら果物やらを持ち込んでいました。工場内には、製造ラインにかかわった若干名の作業員や班長が外に出してもらえず缶詰状態らしいので、きっと工場内で爆竹ならして、ギョーザたべて、新年を祝ったのでしょう。工場内には回収されたギョーザが山のようにあったでしょうから、べ放題ですね。あ、最後の一行、冗談ですよ。 ■さて、6日夜、爆竹響く北京では、日調査団は今回の訪中調査における最後のブリーフを行いました。会見、ときいていたのですが、カメラ取りは冒頭だけ、あとはブリーフになりました。要点はですね、工場の衛生管理上の問題で偶然農薬が混入した可能性は、小さくなった。可能性はゼロではないが。でも、人為的に何

  • 食の安全学再び:日本政府調査団の説明、聞いてみる?:イザ!

    ■2月5日から河北省石家荘市にきている福島です。中国産ギョーザ農薬混入問題で調査のため訪中している調査団のおっかけ取材中。調査団は5日は朝8時半から北京の国家品質管理検査検疫総局と協議、その後すぐ河北省石家荘市へ移動、ホテルにチェックインするやいな河北省検査検疫局で協議、天洋品工場を視察、工場長と協議、河北省政府と協議で連チャンで事もする間もなくお仕事でした。でのまずわずのまま、6日未明北京時間1時30分から3時まで、ブリーフおよびぶら下がりで、私たち日メディアの質問に、音もあげず、丁寧に答えてくださいました。まったく、お疲れさまです。 しかし、われわれメディアも朝からずーっとほとんどのまずわずで、冒頭取り、出待ち、冒頭取り、出待ち、原稿送り、出待ち、出待ち、出待ちと、調査団を追っかけておりました。寝不足と空腹でアドレナリンどっばどっばという、感じです。今、サンドイッチと夜明け

  • 日本の食品安保の脆弱さはこういう事件でわかるなあ。:イザ!

    ■さきほど、北京在住の友人から、日で衝撃の毒ギョーザ事件について、問い合わせの電話があった。 友人:福島さん、えらいこっちゃ、品テロやで、これは。 福島:(そろそろ電話くる、思うてましたよ。)毒ギョーザね。幼い子供が被害にあってんのはつらいというか、怒りがわいてくるね。でも、品テロっちゅうのは飛ばしすぎちゃう?誰かが注射針で餃子にメタミドホス入れたんかい!(その可能性はゼロではないのか?)最近はブログであっても飛ばし記事はだめと、各方面から圧力があるから、そうは書けませんよ。(書いているがな) 友人:でもね、これって、日品安保がいかに弱いかって、いうことやろ。中国製品が悪い、とかそういう問題やのうて、子供が重体になるような毒物が入っているものが外国から入ってきても国内の市場に出るのを防ぐ能力がないっちゅうことですよ。それ書いてくださいよ。福島さんの使命ですよ。日卓は