「思春期なのに…」同じ教室で男女着替え 大村の市立中に批判の声 大村市桜馬場二丁目の市立桜が原中学(渕昭夫校長、生徒約七百七十人)で、授業のために一年の男子と女子を同じ教室内で着替えさせていることが二十七日、分かった。保護者から「思春期の生徒の気持ちを考慮していない。おかしい」と批判の声が出ている。市教委も市内全校の調査を始めた。 同中学によると、生徒の着替えが必要な授業は体育と音楽。体育は奇数、偶数クラスで着替える場所を男女で分けるよう指導してきたが「生徒に徹底できていなかったかもしれない」(荒木雄二教頭)という。音楽の授業は、美しい歌声づくりのため腹筋などの指導があるが「体育のように男女を分けるまでには至っていなかった」(同)と指導の不備を認めた。 保護者からは「中学では性差も目立つようになり、一緒に着替えさせるのは異常」との声が上がっている。 長崎、佐世保、諫早、島原