1. 世界が第二の焚書時代を迎えた6つの理由 本の維持管理費が足りないので、利用頻度の低い本が大量に捨てられているという話。ざっと読んだ感じ、市民向けに雑多な本を買って棚に並べている街中の図書館ではなく、大学図書館とかの話のようだ。 a) はてブで「本を売れない理由がわからない」という声が上がっていた。私も同感だった。が、じっくり読み直してみると、本を売れない理由がわかった気がした。 ようするに、必要な作業を粛々とこなすことが最優先になっているんだな。 図書館のやり方に文句をつける側は、たったひとつ「廃棄すべきでない本が廃棄されている」例を発見すればいい。だが、対処する側は、10万冊を相手にしなければならない。とにかく予算が足りないのだから、本を処分する必要がある。記事の後半にある通り、それをしなかったら、買うべき資料を買えなくなる。 ところが、「この資料なら手放していい」の基準が、人によ