10日に発表された「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の選考で、失策の数をめぐってSNS上では議論が過熱している。今季、セ・リーグで最少失策だった巨人からは1人も選ばれず、最多だった阪神からは5人も選ばれた。 今季、巨人の失策数は54で阪神は85。阪神は内野が土でイレギュラーバウンドが起きやすい甲子園を本拠地としているが、ここ数年は内野陣の守備が課題だった。岡田彰布監督は今季、三塁や外野も守っていた大山悠輔を一塁に固定。遊撃手だった中野拓夢を二塁手にコンバートし、木浪聖也が遊撃手のポジションを確保。この3人が賞を勝ち取ったが、規定試合数以上では3人とも各ポジションで最多の失策数だった。