真田家にとって、すごく大きなエピソードである“犬伏の別れ”。放送を楽しみにしていた方が、たくさんいらっしゃったと思います。親子が敵味方に分かれて戦わなければならないというのは悲劇です。三谷さんが“犬伏の別れ”をどのように描かれるのか、僕も楽しみにしていました。 脚本を読んだ時は、「きた! 信幸、頑張っている!」とグッときましたね。それまでの信幸は、ずっと父上に振り回されっぱなしで、大事な局面では蚊帳の外に置かれていました。 お堂でのシーンは1日で撮影したのですが、やはりどこか寂しさがありました。少し前から「もうそんなに一緒に撮影するシーンはないんだよね」というような話はしていましたが、“犬伏の別れ”が信繁役の堺さん、昌幸役の草刈さんと3人で撮影する最後のシーンになるなんて…。3人で酒を酌み交わしながら和気あいあいと話すラストシーンは非常に良くて、演じていてとても楽しかったです。 けれども“
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