11月18日、フランスのバルス首相は17日、ドイツの首都ベルリンで、フランスとドイツが経済成長や雇用を促進し、国民の懸念に耳を傾ける努力をさらに強化しない限り、欧州連合(EU)は崩壊の危機にさらされると警告した。写真はベルリンで4月撮影(2016年 ロイター/Fabrizio Bensch) [ベルリン 18日 ロイター] - フランスのバルス首相は17日、ドイツの首都ベルリンで、フランスとドイツが経済成長や雇用を促進し、国民の懸念に耳を傾ける努力をさらに強化しない限り、欧州連合(EU)は崩壊の危機にさらされると警告した。 南ドイツ新聞主催のイベントでバルス氏は、数十年間にわたってEUの中心だった両国が、「移民問題や加盟国間の連帯の欠如、迫り来る英国のEU離脱、テロリズム」に立ち向かうEUを支援しなくてはならないと指摘。「ドイツとフランスには大きな責任がある」と述べた。