食品に含まれる放射性物質の健康に与える影響に関して、食品安全委員会としては、3月29日の「放射性物質に関する緊急とりまとめ」において、 ・ 放射性ヨウ素について、年間50ミリシーベルトとする甲状腺等価線量(実効線量として2ミリシーベルトに相当)は、食品由来の放射線曝露を防ぐ上で相当な安全性を見込んだものである ・ 放射性セシウムについて、国際放射線防護委員会(ICRP)の実効線量として年間10ミリシーベルトという値について、緊急時にこれに基づきリスク管理を行うことが不適切とまで言える根拠も見いだせておらず、これらのことから、少なくとも実効線量として年間5ミリシーベルトは、食品由来の放射線曝露を防ぐ上でかなり安全側に立ったものである としたところです。 〔参考〕 ○食品安全委員会 放射性物質に関する食品の安全性について 「放射性物質に関する緊急とりまとめ」へのリンク http://www.f