【小室浩幸】クリスマスを待つ子どもたちの期待度アップ? 玩具のバンダイが3日まとめた調査で、プレゼントの予算を「増やす」とした親が2割にのぼった。前年より景気が上向き、時代を映しやすい女児向けに、スマートフォンを模したような値が張る玩具が並ぶのも一因のようだ。 12歳以下の子どもがいる800人を対象に調べた。20%が前年より「予算を増やす」、77%が「変えない」と回答した。「減らす」は3%だった。 子ども1人あたりの予算は「5千円以上、6千円未満」が45%を占めた。平均額は6253円だった。質問の仕方が異なるものの、前年の調査では「5千円以上、7500円未満」が29%と最も回答が多い層だった。担当者は「高くても子どもがほしがるものを、と考える親は多い。回復基調にある景気が(子どもたちにも)追い風になっている」と話す。■電子おもちゃなど人気 一方、東京玩具人形協同組合が調べたクリスマスの人気