朝早くから夜遅くまで、いつ寝ているんだろうかと思うぐらいよく働く。ボリビアにいたときに経済省で働いている女性に聞いたのだが、南米の男というのは勝手なもので、結婚して子どもが何人できても簡単に放ったらかしてどこかに行っちゃう(あまつさえ「女房がぼんやりしているからオレが浮気したんだ」なんて平気で言う)ことがよくあって、残された女達は子どもを抱えて一生懸命働いているのだと。タチが悪いのは女房の実家に経済力があったりした場合、残されたオンナコドモはそれほど生活に困らないのはさておき、勝手な言い分を並べ立てて出て行ったはずの男がひょっこり戻ってきて女房の実家に金を無心するのだと。大事な子どもの父親が尾羽打ち枯らしたみじめな状態でいるのは子ども達にとってよくないと思わないかとか、金に困って犯罪者になったりしたら大変なことになりゃしませんかねとか、これまた臆面もなく勝手な言い分を並べ立てるんだとか。え