電車の中で読み終えたこの本、いやーな読後感。作者が悪いんじゃありません。挙げられている実例のせいです。 壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか (岩波新書) 作者: 金子雅臣出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/02/21メディア: 新書購入: 8人 クリック: 201回この商品を含むブログ (42件) を見る特に、川瀬部長(仮名)の話は、名前が名前だけに、嫌な気分(笑)。セクハラする男の共通点は「女なんて○○だ」という根拠のない決めつけが強固に内面化されていること。呆れるくらい、セクハラ男の言い訳ってワンパターン。一番失笑なのは「男と女の間のこと(ゲーム)に過ぎない」という言い訳。あなたはそのゲームの「駆け引き」に負けたのだから、おとなしく負けを認めなさい。 大学もセクハラ、パワハラの温床といわれる場所だが(ちなみに僕は今年度、勤務校のハラスメント防止委員の一人)、防ぐコ