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ブックマーク / yoshim.cocolog-nifty.com (6)

  • 模倣と創造 - 隠響堂日記

    先日の「盗作」問題にも関連してひとこと。 音楽の勉強は「模倣」が基。ベートーヴェンが気に入れば真似して作曲し、ビートルズが好きなら真似して歌う。 でも、あんまり「才能がある」と、そのまんまベートーヴェンそのまんまビートルズになってしまう。それではただの「盗作」であり「物まね」にしかならない。 むしろ「才能がない」方が、自分では真似しているつもりなのに、似ても似つかない「聞いたことのない音楽」になる。それこそが「創造」であり「個性」の原点。 芸事でも、最初から上手く出来てしまう器用な子より、なかなか出来ずに悩みながら鍛錬を重ねる子の方が、一家を成すという。 新しいものは「マネしそこなった」時にこそ生まれる。プロはそれが許されない可哀想な商売だが、若い人は真似や模倣を怖れちゃいけない。 才能のない人はさいわいである。 音楽はあなたのものだからだ。

    模倣と創造 - 隠響堂日記
    white_lemon
    white_lemon 2010/04/22
    なるほど!
  • 月刊クラシック音楽探偵事務所

    月刊クラシック音楽探偵事務所 ・・・バックナンバー(2006年4月号〜2013年4月号) 一覧 特集1:大河ドラマ「平清盛」関係 ・大河ドラマ「平清盛」音楽制作メモ…2012年1月号 ・大河ドラマ「平清盛」音楽仕事…2012年7月号 ・新春座談会「今だから話せる平清盛…2013年1月号 ・自伝抄「人間60年・作曲家35年」…2012年9月号 *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 2006年・・・・・ ショスタコーヴィチ交響曲第10番に仕掛けられた音号 ドン・ジョバンニ殺人事件(前編) ドン・ジョバンニ殺人事件(後編) バッハと五線紙の中の暗号 作曲家の夏休み ショスタコーヴィチ「森の歌」を深読みする ショスタコーヴィチ考〈バビ・ヤール〉をめぐって 左手のピアノを巡って 木管楽器の楽しみ 2007年・・・・・ ピアノの300年史 マタイ受難曲とジーザス・クライスト・スー

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  • 国家と芸術2(…さらに偉そうに) - 隠響堂日記

    事業仕分けでの文化芸術面の助成金カットには音楽家からも抗議の声が上がっていて、「もっと怒ってくださいよ」と言われる。でも、作曲家の身としては昔から「金はやらないよ」「お客も来ないよ」「おまえのやっていることに意味はないよ」とずっと言われ続けてきたので、今さら改めて怒る気にも(悲しむ気にも)ならない。 確かに日文化にかける予算が著しく低く(国家予算の0.1%前後らしい)、それは嘆かわしいことに違いないけれど、もともと「国」に文化的見識などあるはずもない。もし科学や文化芸術に国家予算が投入されるとしたら、それは軍事的か経済的か外交的か何らかの理由で国益になる場合に限るのであって、そうでない支出は「ムダ」というのは(残念ながら)正しい政治的見識なのだ。 それに対して科学者や芸術家は、「純粋な興味と生きている証し」だけが行動原理であり、両者は決して理解し合えず二権は分立するのが当然。時に利用し

    国家と芸術2(…さらに偉そうに) - 隠響堂日記
  • 25%削減目標 - 隠響堂日記

    white_lemon
    white_lemon 2009/09/26
    分けて欲しいな
  • 夏休み雑談:名曲の生まれ方 - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    クラシックには「名曲」と呼ばれるものがある。 それだけでも凄いのに、中には「不滅の名曲」などと呼ばれるものまであって、それはもう、誰が何と言おうと「名曲」であって、まるで生まれた時から「名曲」であり、そのままずっと何百年も「名曲」であり続け、永遠に「名曲」の座を保ち続けるかのような迫力だ。 しかし、「誰が決めたの?」と素朴な疑問をぶつけられると、言葉に詰まってしまうことが多い。 まあ、敢えて言うなら、あちこちの「名曲50選」とか「20大名曲」とか「不滅の名曲ベスト100」などというリストにエントリーされている率の高い曲が、なんとなく上から順番に「トップ当選名曲」「当然常連名曲」「当確名曲」「ギリギリ当選名曲」「次点名曲」「残念名曲」などとランク付けされているという感じだろうか。 要するに、名曲の基準や条件があるわけでもなく、「名曲審査委員会」などというのがあって決めたわけでもない。より「多

    夏休み雑談:名曲の生まれ方 - 月刊クラシック音楽探偵事務所
    white_lemon
    white_lemon 2009/08/13
    そうだよなぁ。。ユダヤ人とかいう問題も結構大きい。結局は自分の価値観、感性、、でも、それ自体も怪しい。
  • 作曲家はどうやって「調性」を選ぶのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    クラシック音楽で特徴的かつ何となく不思議に思えるのは、作品の名前に「ハ長調」とか「ホ短調」とかいう調性が大きく付記されていることではなかろうか。 いわく、交響曲第5番ハ短調・・・いわく、ピアノ協奏曲第1番変ロ長調・・・いわく、ヴァイオリン協奏曲ニ長調・・・いわく、ピアノソナタ ヘ短調・・・ もちろんジャズやポピュラー音楽でも「キイ(調性)」は重要なポイントだが、作品名に「Am」とか「C#」とか付けたりはしない。 それどころか作品によっては、歌手が歌いやすいように(あるいは楽器で演奏しやすいように)キイを下げたり上げたりする。 それでも、調は変わっても「その曲」は変わらない。 でも、クラシックの場合は、「作品」の性格がその「キイ(調性)」によって決定されている…と言って良いほど、「作品」と「調」は密接な関係にある。 作曲家は、「絶対このキイでなければならない」と念じて作曲し、作品はその調以外

    作曲家はどうやって「調性」を選ぶのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所
    white_lemon
    white_lemon 2009/07/19
    平均律に関しては説明が半端な感じ。ピアノの調律師さんは確かにそうなんだろうけど、調律師さんによって違うなら結局ランダムになるわけで…。
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