【リオデジャネイロ=浜砂雅一】南米チリ北部コピアポ近郊の鉱山の地下避難所に作業員33人が閉じこめられた落盤事故で、救出用の穴を掘るための大型掘削機が24日、現場に到着した。 掘削には3〜4か月はかかる見込みだが、地下の作業員らにはまだ知らされていない。精神的なショックを考慮し、救助隊が伝える時期をはかっているという。 作業員らの家族や関係者は、掘削機を運ぶトラックの列を拍手で迎えた。チリ紙メルクリオなどによると、掘削機はオーストラリア製で重さ約30トン。ドリルの先端はダイヤモンドで、最大で1日に15メートル掘り進む力がある。地下約700メートルにある避難所に向けて直径約66センチの穴を真上から掘り下げ、貫通後に滑車装置を取り付けて作業員を1人ずつ引き上げる計画だ。 ロイター通信によると、作業員の家族の女性、マリア・セゴビアさん(48)は「彼らは強い。救出が容易でないことはわかっているはずだ
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