子どもをたたいてしまった手。校長は何度も悔悟の念を口にした=大阪市内 【尾崎文康、高松浩志】校内にナイフを持ち込んだ児童らを叱り、頭をたたいた大阪市立小学校の校長(62)が先月末、自ら職を辞した。「許されないことをした」。校長は、手を上げるまでの経緯を記者に語った。熱心な指導と、してはいけない体罰。一線を越えた校長の悔悟がにじむ。 「○○君がナイフを持ってる」。女児2人が校長室に告げにきたのは、5月13日の休み時間だった。 6年男児の名前と「ナイフ」というひと言に校長は慌てた。ナイフ投げなどに使われる先のとがった「シューティングナイフ」を教室に持ち込み、3時間目に友だちを脅したという。 4時間目の終了後。校長はすぐに男児を音楽室に呼び、ナイフを取り上げた。遊び友だちの男児6人も音楽室に呼んでこさせた。男児たちは誰も担任に報告していなかった。「なぜすぐに知らせないのか」。思わず叱りつ
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
19日、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業の拠点になっている建物の前で、空気中の放射性物質の濃度が上昇し、作業員2人が汚染された問題で、東京電力はどのようにして放射性物質の濃度が上昇したのか原因の究明を急ぐことにしています。 福島第一原発では、19日午前9時半ごろから10時すぎにかけて、作業の拠点になっている免震重要棟の前で警報が鳴り、付近の空気中の放射性物質の濃度が上昇していることが分かりました。 その後の検査で、当時、免震重要棟の前でバスを待っていた作業員2人が放射性物質で、汚染されていることが分かりましたが、詳しい検査の結果、2人に内部被ばくはなく、体調にも変化はないということです。 福島第一原発では、今月12日にも同じ場所でバスを待っていた10人の作業員が放射性物質で汚染され、このときは熱中症対策の霧状の水を発生させる装置が原因の可能性が指摘されましたが、19日はこの装置を使っ
「5名様に当たります」はウソだった――。雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、消費者庁は19日までに、出版社の秋田書店(東京都千代田区)に、景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出す方針を固めた。複数の読者に当たると表示しながら、一つも発送していない景品もあったという。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。 同社は「週刊少年チャンピオン」など若者向け漫画誌のほか、コミック単行本などを出版している。消費者庁は、同社が数年にわたり、複数の雑誌でこうした不当表示を続けていた可能性があるとみている。 関係者によると、不当表示があったのは女性向けの漫画月刊誌で、プレゼントはファッション雑貨や家電製品など。当選者数が「5名」などと記載されているのに、実際にはそれより少ない数しか発送されず、当選者が1人もいない景品も複数あったという。翌々月号などで当選
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