英国で、巨大なサメであるメガロドンの歯の化石が民家の庭の塀から見つかったと、英BBCが報じた(BBC 2006年10月24日)。 メガロドンの歯の化石が見つかったのはケント州メイドストーンにあるアンジェラ・フォスターさん宅。手のひら大のとがった物体が崩れた塀の中にあるのをフォスターさんが発見。専門家によりメガロドンの歯の化石と確認された。 メガロドンは新生代第三紀の中新世から鮮新世にかけて生息していた巨大なサメ。体長は15から20メートルにもなり、クジラを捕食していたと考えられている。 フォスターさんは化石を見つけた当初メガロドンの歯とは分からず、形状から矢じりではないかと思ったという。 化石は地元の博物館に寄贈された。博物館では化石は1000万年前のものではないかとみているとのことだ。 なぜメガロドンの歯の化石がフォスターさん宅の塀の中に入っていたのかは分かっていない。
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