スマートフォンをはじめモバイル機器用のゲームを開発しているテクノードの水野和寛氏は「スマートフォンアプリで稼げるの?~無料アプリで広告収益化の事例~」をテーマに、無料アプリに掲載した広告で収益を獲得するためのノウハウを講演した。 同社は、大ヒットしたiPhone/Android用「Touch the Numbers」をはじめ、ほとんどのアプリを無料で提供している。有料ではなく無料アプリをメーンにした理由として、「有料アプリは将来的な収益に限界を感じた」と語る。 一見すると、有料アプリの方が確実に収益が確保できる点で優れると思われる。だが「競争の激化により、有料アプリの6割近くが最低価格の115円に設定するようになり、収益が極端に悪化した」と指摘する。 無料アプリは、有料アプリと比べて数倍~十数倍は多くダウンロードされるという。結果、Touch the Numbersのような人気アプリになる