カナダのニューブランズウィック州のドミニク・カーディ(Dominic Cardy)教育長官は21日、同国議会の公聴会に出席し、同州が孔子学院の閉鎖を決定した後、中国総領事館から経済的な脅迫を受けたと証言した。 カーディ氏は、下院のカナダ・中国関係に関する特別委員会(CACN)の公聴会で、孔子学院は中国共産党の関連組織で、カナダの教育界にそのイデオロギーを浸透させようとしていると批判した。このため、ニューブランズウィック州は2022年の契約終了とともに、孔子学院との協力関係を停止することを決定したとした。 民主化活動家でもあるカーディ長官は過去、カンボジアとネパールに滞在したことがあると述べ、中国共産党政権は経済手段でこの2つの国の政界を左右していたと言及した。 同氏は、孔子学院が2000年ごろ、同州に進出したと紹介した。数年の間に、多くの小中学生が同学院で学ぶようになったという。「孔子学院
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