読み物に関するwhiteshirtのブックマーク (27)

  • 第三者委員会の調査報告書を読もう

    上場企業で不正があった際は第三者委員会が設置され、最終的には調査報告書が公開される この内容が非常に面白いものが多く、下手な経済小説よりリアルだったりするので、皆も是非読んで欲しい 自分がこれまで読んで面白かったものをいくつか紹介する ■ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社 創業一族の社長が会社をい物にするという典型的なやつ 個人商店ならいざ知らず上場企業でやったらアウトだろうに… コーポレートカードで私的な旅行を決済しまくり、関連会社からの貸付金を流用などルール無用の暴れっぷりが素晴らしい 「ガバナンスがガバガバなんす」を地で行く会社である ■株式会社遠藤製作所 海外子会社を担当していた役員による不正 飲店と結託してカラ接待を繰り返し金銭を横領 横領した金で国内に自宅を買う一方で、フィリピンにも自宅を購入し愛人を囲う 横領総額は約2億3千万円 なんとも夢がある話である ■株

    第三者委員会の調査報告書を読もう
  • 防犯カメラの死角を必死で探したことがある

    実家に帰ってきて親のいない茶の間で水ようかんをべていたら、この家でこんなにしずかな時間を過ごすのは久しぶりだと気づいた。 それは両親が旅行(といっても彼らも私も都民なので県をまたいだ移動をするのは悩ましく、近場のホテルをとって普段よりすこし贅沢みたいなことをしている)で不在にしているのはもちろん、私が人との同棲結婚離婚を経てひさびさにひとりになったからというのもある。 10代後半から20代前半にかけては、親の不在期間はそのまま、好きな男の子を家にこっそり連れ込むためのタイミングだった。 いま、ひどいときには収入が5ケタになるような弱小フリーランスの私とはちがい、両親は当時から地に足のついた仕事をしており、なおかつ良くも悪くもバブル世代的な人たちだった。10年ほど前、実家の駐車スペースには黒くでかいベンツと流線形の銀色の外車が並んで置かれていて、家族である私から見てもそれらは笑ってしま

    防犯カメラの死角を必死で探したことがある
  • 蝉の声

    僕が地球に不時着したのは32年前で、故郷の星に戻ることを諦め今の結婚してから4年になる。 結婚を機にウォーターサーバーの営業の職に就き、契約先のオフィスを巡って重たい水のボトルを運ぶ日々を送っている。 ーー 数年に一度くらいのことなのだけれど、街角で僕以外の宇宙人を見かけることがある。 地球人にはまったく気づかれないと思うが、やはり宇宙人同士だと一目でそれとわかるものだ。 苦笑いを浮かべて会釈を交わすこともあれば、こっちに気づいた瞬間に走って逃げられることもある。 お互いにいろんな事情があってこの星に迷い込み、生きることを決めたのだろう。 ーー 地球人は安全極まりない生き物だけれど、得体の知れない異星人には捕される危険性がある。 だから宇宙人同士で会話することはないし、会話したとしても必要最小限の二、三言で、以後はできる限り互いが会わないように注意して行動するようになる。 なので今日

    蝉の声
  • 29歳女が決死の告白の末おしっこ漏らした話

    やっほ〜!皆さんこんにちは!! 今日も現代社会でもまれてる〜!? 突然だけど、みんな最後におしっこ漏らしたのっていつですか? 大人ともなったら2、30年前とかになるんですかねー? 私ですか? まだ24時間経ってないです。 いやね、昨日ちょっと飲みすぎたんですよ。 自分にとって非常に大きな出来事があったもんで。 結論から言うと「好きな人にフラれようとしたのにそうしてもらえなかった」んですね。 私、3年くらい片思いをしていたんですよ。学生時代の友人に。 彼のことは便宜上Aと呼びましょうか。 で、私その間2年間遠方に住んでたんですね。 その間に結婚まで考えた彼氏ができたりしたんですけど。色々あって破談になったり。 彼氏がいた期間中も駄目だなーと思いつつ、うっすらAのことは好きでした。 まぁAはAでその頃には彼女ができてたんで、一生懸命考えないようにしてたんですけど。 で、このコロナで仕事がなくな

    29歳女が決死の告白の末おしっこ漏らした話
  • 旅が終わる気がする

    私の故郷はとても寒い場所にあって、そこで大人になるまで暮らしていました。 事情があって町を出てから初めて、あぁ、私はここから当に離れたかったのだなと気がつきました。 一人暮らしを始めた日は大雨警報が出ていて、ラジオからは空港で足止めになった人がインタビューを受ける声が聞こえました。 これから暮らす知らない街は嫌がらせのように道が入り組んでいて、番地の順番はひどく不規則でした。土砂降りの中、散々迷ってほうほうのていでアパートに辿り着いたとき、私は全身ずぶ濡れで、まるで服のままシャワーを浴びたかのようでした。 電気がまだ通っていなかったので部屋の中は真っ暗でした。ドアを開けると、安くて古い家特有の匂いがして、一歩進むごとに床がぎしぎし鳴りました。アパートの廊下の灯りに照らされて、自分だけの部屋に一人佇む私のシルエットが浮かぶのが見えました。 それを見た瞬間、お腹の底からわーっと力強いエネルギ

    旅が終わる気がする
  • 7日後に死ぬカニを読んで昔飼っていたかたつむりのことを思い出した

    小学生の頃、田舎の祖父宅から送られてきた野菜にくっついてきたかたつむりのあまりの可愛さにやられて、ペットとして飼い始めた。10年ほどの共同生活の記憶は、今でも色濃く残っている。 ・思うよりずっと力強いし素早い。一度中途半端にしか閉まってなかった飼育ケージを押し開けて脱走してたことがあった。 ・よくうんこをってた。自分でしたのも他人がしたのもあんまりこだわりがないみたいだった。かたつむりのうんこはすごい清潔らしいので、究極のリサイクルシステムなのかもしれない。 ・たまに殻をぶん回すことがあって、当時は殻体操だ〜とかってはしゃいでたんだけどあとになってあれはかたつむりが不快や身の危険を感じた時に行う動作だと知って申し訳なくなった。思えば他のかたつむりが殻に乗っかってた時や霧吹きで水をかけすぎた時によく回してたな。ごめんよ。 ・基的に何でもべるけど一匹一匹微妙にの好みが違う。でも飼ってた

    7日後に死ぬカニを読んで昔飼っていたかたつむりのことを思い出した
  • 30才になってしまった。

    30才になってしまった。 つくづく思う。若さがもたらすエネルギーはすごい。10代の頃を思い返すと、とても正気だったとは思えない。 誕生日の記念に自分の人生をざっと振り返ってみたい。長くなるか、すぐに終るか、それは書いてみないとわからない。 2年前からイーストヴィレッジのセントマークスで仲間達とバーをやっている。大抵はヒップホップがかかっている。客層は黒人、日人、ヒスパニック。 日酒がメインのバーにするはずだったが、すぐにうやむやになってしまった。夏はフレンチスタイルのパナシェがよく売れる。地元の人がこれを読んだら、もう場所を特定できてしまうと思う。 大儲けとはいえないが、店はそれなりに繁盛している。僕はほぼ毎日カウンターかDJブースにいる。ちなみに趣味はボディビルで、アマチュアの大会で2回ほど入賞したことがある。 まさか自分がこんな生活を送るようになるとは思わなかった。中学生の頃は、江

    30才になってしまった。
  • ほぼ叔父に育てられた

    父親はモラハラで母に興味が無く気まぐれに私を殴り 母親はアル中で不倫中毒で家事一切しない 共働きで父母どちらも炊事洗濯掃除全くしない そんな家庭で育った 乳幼児の頃から当に叔父に助けられて育った 叔父は母の年離れた弟で叔父が大学生の時に私が生まれた 私が生まれたばかりの頃から母の子育てを危ぶんだ叔父は私の世話をかって出た(らしい) それから小学校に入学するまで母の実家で祖父母と叔父と暮らしていた 高齢者のパート賃金と大学生だった叔父のバイト代、叔父が就職したら新卒の給料が頼りだったので裕福とは言えない暮らしだったが穏やかだった 小学校入学とともに父母に引き取られた 地獄だった 叔父は土日に遊びに連れ出してくれたり母の実家にお泊まりさせてくれたりした 母はなぜか実家にあまり来ないので叔父と祖父母といられて懐かしいごはんがべられて嬉しかった 10代になると自分の家庭が明らかにおかしいことが

    ほぼ叔父に育てられた
  • 家族会議のこと

    母のことは家族が一番よく分かっています。だんだん難しくなることは承知していますが、 できる間は、家族の力で面倒を見たいと思います。 脳梗塞で入院した患者さん。 長男の方は医療に理解がある方だった。 急性期病院には長くいられないこと、できることなら自宅でこのまま介護を続けたいこと。 方針がはっきりしている患者さんの診療は、医療者としてもやりやすい。早期の退院に向けて 治療を続けて、ソーシャルワーカーの人に手配をしてもらって。 話が順調に進んでいく中、グダグダと抵抗したのが5人兄弟の末の妹。 気が弱そうな人。他の兄弟がいるときは黙っているくせに、みんながいなくなったあとから ナースルームにやってきては、もっと長くおいてほしいだとか、もう少し元気になってからでないと 介護はできないだとか。 患者さん人には結構大きな障害が残ったものの、何とか落ち着き退院の目処がついた。 「ありがとうございました

    家族会議のこと
  • 過去のアーティストに感謝を伝えるには

    どうすればいいだろう。 今でこそダウンロードが当たり前の世の中になっているけれど、わずか10年前までは、CDでしか手に入らない音源が大半だった。 今の時代は、音源をダウンロードする、あるいはYoutubeで公式の動画を視る、などの方法により、意識的か否かを問わず、対象 のアーティストへ何がしかの収益がもたらされる。音源がCDしかなく、デジタル化されていないアーティストには無縁の話だ。 言いたいのはお金の話ではない。 あなたの音楽を大切に思っている人がいる、あなたの音楽を聴いて心を動かされている人がいる、あなたの音楽が、退屈な生活に 潤いを与えてくれている。 そんな思いが間接的にアーティストに届かないものかと思う。スマートフォンやタブレットなどで、音楽が再生されることで、 少なくともあなたの音楽を聴いている人がいるということが、伝わらないものかと思う。 もう四半世紀近くも前になる。 街の商業

    過去のアーティストに感謝を伝えるには
  • クソデカ羅生門

    ある日の超暮方(ほぼ夜)の事である。一人の下人が、クソデカい羅生門の完全な真下で雨やみを気持ち悪いほどずっと待ちまくっていた。 馬鹿みたいに広い門の真下には、この大男のほかに全然誰もいない。ただ、所々丹塗のびっくりするくらい剥げた、信じられないほど大きな円柱に、象くらいある蟋蟀が一匹とまっている。クソデカ羅生門が、大河のように広い朱雀大路にある以上は、この狂った男のほかにも、激・雨やみをする巨大市女笠や爆裂揉烏帽子が、もう二三百人はありそうなものである。それが、この珍妙男のほかには全然誰もマジで全くいない。 何故かと云うと、この二三千年、京都には、超巨大地震とか破壊的辻風とか最強大火事とか極限饑饉とか云うエグすぎる災が毎日つづいて起こった。そこでクソ広い洛中のさびれ方はマジでもう一通りとかそういうレベルではない。旧記によると、クソデカい仏像や文化財クラスの仏具をものすごいパワーで打砕いて、

    クソデカ羅生門
  • 俺にもまだ人間の心が残っていた [追記あり]

    昨年4月、うつ病を発症した。 某大手電機メーカーの孫会社のアフターサービス部門に転職して2年目だった俺は、 常に月100時間程度の残業をしていて、ちょっときついなぁと言う感じは自分でも分かっていた。 お客様先の都合により早朝からの勤務や夜間待機も有り、一日の大半の時間は社用車の運転に費やされる。 一日中自社のコールセンターから社用携帯に指示が飛んできて、基的にはその日の内に指示を処理しなければならない。 部材の入荷状況や指示の処理具合によっては翌日以降に持ち越す事も出来るが、持ち越した日が苦しくなるだけだ。 諸先輩方も同様な労働形態で十数年やってきたと言われていたので、 今は苦しいが自分もいつか慣れる事が出来るだろうと漠然と考えていたが甘かった。 その日は突然やってきたのである。 朝、起きれなくなって会社に行けなくなってしまった。 幸いなことに、翌日には心療内科の予約が取れてうつ病で有る

    俺にもまだ人間の心が残っていた [追記あり]
  • 夏の良さがわかんねえ

    あっついだけじゃねえか 蚊もいるしよ 夏の良さとしてあげられるもん言ってやろうか 「海」「夏休み」「花火」「祭り」 いいですか こんなもん夏じゃなくてもできんだよ つうかなあ 海なんてなんで行くかっつったら暑いからでしょうが そもそも暑くなかったら行かなくていいの 彼氏さんの好きなところはどこですか?「優しく治療してくれるところです」治療って何をですか?「彼に殴られてできた傷を、です」 そういう話なんだよ 暑いから冷たいビールがうまいしエアコンが気持ちいいし海が楽しいの 暑くてやってらんねえから休みにせざるを得ないの お前たちが夏の良さだと思ってるのは夏による暴力への治療行為なんだ 騙されてんだよ だいたいなあ なんで夏のクソあっちいし虫に刺されまくる最悪な夜に祭りをやるのですか 秋とか春の方がいいでしょ絶対 イベント類を抜いたら夏に見所なんてないんだ 春:気候がいい 花が綺麗 爽やかな空

    夏の良さがわかんねえ
    whiteshirt
    whiteshirt 2020/06/11
    あつい文章
  • どこからか腐った肉の臭いがする。 臭い。と帰宅した妻に言われてキッチン..

    どこからか腐った肉の臭いがする。 臭い。と帰宅したに言われてキッチンを探すが、臭いの発生源は見つからない。三角コーナーではピーマンのへたが萎びているだけだ。排水口は昨夜掃除したばかりで、念のために開けるとヌメリはない。 ゴミ箱は午後の陽気に蒸れて臭い始めていたが、不意に鼻をつく甘い腐臭が当にここから発しているのか、蓋の隙間から中を嗅いでみても確信が持てない。 ちょっといい加減にしてよ、これじゃ晩ご飯べる気にもならない。向こうの部屋で着替えるからクレームが飛んでくる。そこらじゅうをひっくり返しても、動物の腐乱死体のような臭いの発生源はわからない。 まさか、と思い、サンダルをつっかけて玄関から外に出る。マンションの共用通路を歩きながらそれとなく各戸の前で鼻から息を吸うが、恐れていた臭いはしない。 部屋に戻ると、はこちらを見ようともせず無言で片付けをしている。 ゴミ箱、と彼女は言う。

    どこからか腐った肉の臭いがする。 臭い。と帰宅した妻に言われてキッチン..
    whiteshirt
    whiteshirt 2020/06/07
    もう少し読みたい
  • 書いたな!俺の前で!チェンソーマンの話を!

    anond:20200603135913 つまりはそういうことなんだが、チェンソーマンの面白さとは、アンチカタルシスを極めたあの藤本タツキという作者の作品に、少年漫画のエッセンスをこれでもかとぶち込んだその濃度だ。 漫画マニアなら作者の前作、ファイアパンチは知っているし、最低でも1話は読んだことがあるだろう。今ならジャン+で無料で1日1話やってるから、知らなかった一般人諸兄も気になるなら読める。1話目をとりあえず読んでくれ。復讐譚の導入としては、これ以上ないほどの1話目だと感じられると思う。これが合わないなら藤本タツキは合わない。それはしょうがない。 で、このファイアパンチだが、連載終了後もとにかく賛否否否両論ある漫画だ。とはいえ、否の方も「編集がバケモノを持て余した」というタイプの否が多く、1話目の出来を疑う人は少ない。ではなぜここまで否が多いか?簡単だ、徹底して読者の予想を裏切ることに

    書いたな!俺の前で!チェンソーマンの話を!
  • 伊丹空港に降りる飛行機が真近で見られるスポットがあるらしいですよ、と..

    伊丹空港に降りる飛行機が真近で見られるスポットがあるらしいですよ、と藤井さんが話しかけて来てたからちょうど行こうと思ってたんですと適当に合わせたら、ついて来たいというので一緒に行くことになった。 阪急曽根駅。通ったことは幾度となくあるけど、降りたことは一度もない。ちょっと緊張しながら下車してみたが、なんてことはない普通の駅だ。いかにも阪急的だった。 方面が違う藤井さんは改札を出たところで待っていた。そういえば私服を見るのは初めてだ。なんてことはない普通の服だ。曽根駅のような人だな、というと失礼だろうか。 春の終わりというよりは夏の始まりというべき気候で、遠くを走る車の波音みたいな走行音に混じって気の早いセミの鳴き声も聞こえた。Hey Siri、今の気温は?はい、今の気温は28度です。「暑いですねえ」と笑う藤井さんと一緒に千里川の土手に向かう。 道中から飛行機は見えていた。飾り気のない倉庫の

    伊丹空港に降りる飛行機が真近で見られるスポットがあるらしいですよ、と..
  • 緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席..

    緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席でブクマと増田を1時間くらい眺めて書き込んでから席を立ってトイレに行こうとしたら溝口さんが久しぶりにいて、在宅勤務中どうしてたんすかと聞いたら、聞いてくださいよ、ヨガと筋トレで腹筋がバッキバキに割れてシックスパックになったんですよーというので、え当ですかじゃあちょっと見せてくださいよと言ったら、えーそれセクハラですよーと言いながら笑って、いやお前がその話題振ってきたんだろうがと思うが、最近外全然行ってないですねーという話に移ったので、じゃあ久しぶりにどっかべに行きますかと言ったら、いーですねーと意外にあっさりとOKしてくれたので、何がいいすかと聞くと、なんでもいーですと言う、いやそういうのが一番困るんだろうが決めろやと思いながらもちろん言わず、じゃあオメガラーメンとかでもいいんすかと言ったら、あーたまにはいーですねー

    緊急事態宣言が解除になって初めての出社でクッソダルいと思いながら自席..
  • 五目並べに狂うほどハマっている

    客観的に見ると、かなり素っ頓狂なタイトルだと思う。けれど私は、今五目並べに狂うほどハマっている。 ステイホームが続いた連休。極限まで暇を持て余した私は、意味もなくスマホのゲームをインストールし続けていた。何をやってもつまらない。飽きては消し、飽きては消す。終いには、インストールの途中で飽きて消す。もはや何がしたいのか分からない。間違いなく、世界で一番無駄な時間を過ごしていた。 派手なゲームばかり触っていた反動だろうか。おそらく、「シンプル」を求めてだと思う。よく分からないが、私は「五目並べ」を始めていた。インストールしたのは、「五目クエスト」というアプリ。レート制でオンライン対戦ができるようになっている。しかし、UIはかなりシンプルだ。無味乾燥と言ってもよい。派手なエフェクトやキャラの類は一切出てこない。ただ、五目並べをするためだけのアプリだ。 これまでの人生、五目並べに特段の思い入れはな

    五目並べに狂うほどハマっている
  • ホテルの廊下

    妙に好きなんだよな ロビーもいいけど、なんといっても廊下 大概窓がなくてちょっと圧迫感があるけど、一方で花瓶に花が活けられたりしてて落ち着いた雰囲気もある 部屋がたくさんあって、それぞれのドアの向こうに宿泊客がいるはずなんだけどわりと静かで、声が聞こえることはあまりない 空調の音はずっと聞こえる まれに人に出くわすこともあって、みんな内と外の中間くらいの油断度でウロついてるからお互い気まずい なんとなく会釈をしたりもする こっちが到着初日なのに対してもう帰るっぽい雰囲気の人を見ると、先に旅行していた先輩だ!って思いと俺はまだ○日残ってるぞって優越感(?)が入り混じる 床は絨毯な印象があるな 足音を吸われるから静かなのかもしれない 鍵をもらって部屋番号を探しながら廊下を歩く瞬間がホテルの一番いいところな気がする 大浴場付きのホテルで浴場に行くのに何を着ていくか迷う瞬間が時点か? 朝バイキン

    ホテルの廊下
  • 飛行機から降りたい

    飛行機旅行の醍醐味、なんといっても降りるところにないですか? シートベルト着脱サインのポーンって音が聞こえるなりみんなカチャカチャベルト外してさ 棚に置いた荷物を邪魔になんないように急いで取って、CAの人にありがとうございましたなんて言いながら機を出る 条件はわかんないけど、ときどき空港直結の通路がなくて一回外を経由することがあるじゃん あのパターンいいんだよなあ 空港特有の強い風を浴びつつ、なんとなく浮き足だった他の客たちと一緒に連結バスに乗り込む 現地の気温と湿度が感じられて着いた感がすごい 空港からは結構海が見えたりして気持ちがいい 通路パターンもあれはあれでいい 空調が効いてるとはいえ、やっぱりなんとなく現地の気候が伝わってくる 北に行けば寒いし南に行けば暑い 預けた荷物(俺はツイてないので出てくるのがかなり遅いことが多い)受け取って、nothing to declareのラインを

    飛行機から降りたい