※表は各社ともに「2019年4月1日~2020年3月31日」を対象とする有価証券報告書から抜粋し、著者が作成。 平均年収が900万円を上回っているのは、傘下にヤマト運輸を持つヤマトホールディングスと日本郵船の2社だ。ヤマト運輸は約970万円で、あと少しで1,000万円に届きそうだ。一方でトップ10において平均年収が600万円台なのは、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスとロジネットジャパンの2社だ。 ランキング1位のヤマトHDの業績や平均年収の推移は? ここからは、ランキングで1位になったヤマトホールディングに焦点を当て、同社の業績や平均年収の推移を紹介していこう。 最新決算:営業利益94.6%増、通期で過去最高益に ヤマトホールディングスは2021年1月29日、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4~12月)を発表した。結論からいえば、コロナ禍を追い風に非常に業績が良かっ